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加熱するオーディションから老舗プロの最新育成戦略まで
今号の日経トレンディの表紙を飾ったのは合宿形式のオーディションなどを経てメンバーが選出された『MAZZEL』。
彼らが象徴するように、ここ数年の音楽界はダンス&ボーカルグループなどの大型オーディションが相次いでいます。
こうした大規模オーディションが活発なのは俳優も同様、
コロナ禍で止まっていた大手プロダクション主催の企画が数多く動き出しました。
ネットやSNSなどのメディアが広がり、海外進出も視野に入った今のエンタテイメント界では
新人の発掘・育成術は従来のスタイルから大きく変わり始めました。
本特集では、音楽界と女優を中心にその手法を解説しています。
今回はその中から、多様化するオーディションについてピックアップします。
オーディションは多様化
ネット&海外対応にも注力
移り変わりの早い音楽界で今、新人の発掘&育成にどんな変化が起きているのでしょうか。
ストリーミング時代に対応したネット発やグローバルで活躍できる才能の強化、
オーディションの多様化など、レコード会社や音楽配信企業の取り組みを解説します。
ストリーミング時代の新人発掘法は?
これまでも定番の手法として活用されてきたオーディションの『スタイル』や『音楽ジャンル』の多様化が目立ちます。
スタイルで近年増えているのが、審査過程から視聴者に見せるタイプのオーディション。
JO1、BE:FIRST、NiziU、LIL LEAGUEなどのグループは、
テレビやネットでオーディション番組を放送することでデビュー前から大きな話題を集めることに成功しました。
4月からもテレビで、審査過程から見せるオーディション番組がスタートしています。
『The Voice Japan』は、エミー賞を4度受賞する音楽オーディション番組の日本版で
メインコーチとしてスガシカオや優里らが出演。
その国の最高峰の『歌声』の持ち主を見出すといいます。
また、『目を閉じてお聴きください』では、視聴者はもちろんのことMC、
審査員にも顔を見せず、“歌声”だけで審査を行います。
世界を目指すオーディションスタイル
スタイルの変化では『世界を目指す』をキーワードにしたオーディションも増えています。
ソニーミュージックが今年2月に発表したのが『ソニーミュージック グローバルオーディションThe World Stage』。
歌やダンスなどでグローバルに活躍できる人材を発掘するプロジェクトで、
グランプリ受賞者は24年のメジャーデビューが約束されています。
ユニバーサルミュージックは、BTSらが所属する韓国の大手事務所のHYBEと組み、
『HYBE × GEFFEN グローバル・ガールグループ・プロジェクト』を開催中。
今後、選考を経て、米国を拠点とするグループが誕生するといいます。
音楽ジャンルが多様に広がるオーディション
オーディションの対象となる音楽ジャンルの広がりも見逃せません。
グループやシンガーに加えてバンド、ヒップホップ、VTuberなどでもオーディションが積極的に行われています。
バンドでは、昨年12月から今年3月にかけて、
TBSで日韓合同アイドルバンドオーディション番組『THE IDOLE BAND : BOY’S BATTLE』を放送。
ヒップホップでは、ABEMAで2017年からオーディション番組『ラップスタア誕生』を放送中です。
また、話題のVTuberも、人気VTuber事務所のホロライブやANY COLORなどが定期的にオーディションを開催しています。
本誌では新人を発掘するだけでなく、育成する部分についても細かく解説されています。
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