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明治時代、メガネづくりを福井の産業に育てようと奮闘した人々を描く、
映画『おしょりん』に出演している北野きいさんが日経マネーのインタビューに答えています!
19歳から35歳までを演じ分ける
映画『おしょりん』では眼鏡づくりを始める夫の五右衛門(小泉孝太郎)と
その弟・幸八(森崎ウィン)を支え励ます女性、むめを演じています。
作中では結婚前の初々しい娘時代から、心をもった母の姿までを演じています。
「むめという女性の19歳から35歳までを演じたのですが、19歳の時は歩くスピードを速めたり、所作をテキパキと動かすようにしたりしました。声のトーンを上げてしゃべったり、目もキラキラさせてみたり……。年代が上がるにつれて、その動作を徐々に遅くし、ゆっくりと動くようにするなどで演じ分けました」
重大文化財である旧家の住宅を舞台にして撮影しています。
他にも廃止になった学校や移築された庄屋の邸宅も登場し、当時の雰囲気をスクリーンから感じます。
「重要文化財を使っての撮影なので、ドキドキしながらやっていました。でも、やはり古くからある住宅ですから、香りもスタジオとは違いますし、温度も全く違います。
暖かいスタジオで寒そうに演じるのではなく、その中にいて自然の寒さを感じて演じることができたことは、本当にぜいたくだと思いました」
試写を見て泣いたのは初めて
エキストラでたくさんの福井の人たちが出演していますね。
「子役の子どもをはじめ、福井の方たちが多く出演しています。
その中でお一人、社会から距離を置いていた若い男性が撮影に参加することになったんです。最初は会話もできませんでしたが、毎日話しかけていたらコミュニケーションが取れるようになり、クランクアップの日には自らマイクを持って話すようになっていました。
映画の撮影とは別に、リアルな世界でも、成長の物語を見た思いです」
記憶に残る撮影になりましたね。
「実は撮影前から13歳でこの世界に入って学んできたことの集大成を見せる作品にしたいと思って、臨みました。全てを出そうと思って挑んだんです。だからでしょうか、完成後の試写を見て、泣いてしまいました。試写を見て泣いたのは初めてです。
自宅に帰っても『無』になっていました。次の作品の撮影が始まり、ようやく切り替えられました」
本誌では、北野きいさんのお金の使い方なども答えています!
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