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魔夜峰央の隠れた名作を実写化し、話題を呼んだ『翔んで埼玉』。
まさかの続編は、なんと関西圏へ進出!
その主人公・麻実麗役のGACKTさんと
立ちはだかる大阪府知事・嘉祥寺晃役の片岡愛之助さんがCINEMA SQUAREに登場!
今回は、片岡愛之助さんのインタビューをピックアップします。
歌舞伎と同じように振り切って演じるのが
大事だと思っていた

大阪府知事・嘉祥寺晃は強烈なビジュアルですが、
それによって役を飛躍させることができたという感覚はありますか?
「僕も魔夜峰央先生の漫画『パタリロ!』で育った世代ですから、実世界からかけ離れて“大人のおとぎ話”にデフォルメされた『翔んで埼玉』という作品では、振り切ることが大事だと考えていました。
そういう意味では歌舞伎と同様に、ご覧になる方にも実生活とは異なる特別な夢の世界へ入っていただき、日常を忘れてストレスを吹き飛ばしていただける映画になったと思います」
武内英樹監督が「本作は“かぶいた表現”がよく似合う」とお話されていました。
「武内監督が僕におっしゃったのは、『壮大な茶番劇になっておりますが、大河ドラマを撮る気持ちで演じてください』と。ちょうどそのころ、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』から『大奥(8代・徳川吉宗×水野祐之進 編)』を撮っていたので、『はい、分かりました』とお返事して、いつもの感じでお芝居をしていました。
バカバカしいことを全力で真面目に演じるからこそ、笑えるものになると思っていて、少しでもこちらの照れが見えた途端、観ている方が冷めてしまうので、真剣に演じていましたね」
それで言いますと、GACKTさん演じる麻実麗の口元についたたこ焼きソースを
舐めるシーンがありますが、あれは現場で決まった芝居だと聞いています。
「はい、現場で突然『GACKTさんの口元を舐められますかね?』と聞かれました。
そもそも、メイクさんがすごく楽しみにされていらっしゃったんです。『今回はGACKTさんと愛之助さんのキスシーン、あるんでしょうか!?』と(笑)。怖いなと思っていたら、ある日突然それはやってきました。
『ソースを舐めてもらえますか』『え、ソースを!?』と面食らいましたが、舐めさせていただいて(笑)。GACKTさんのファンには申し訳ないと思いつつ、今回の共演で仲良くなりまして、日本にいるときはよく一緒に食事をしたり、ライブにも足を運んでいます」
歌手にして俳優であるGACKTに対して
心から敬意を抱いた
そのGACKTさんが「シーンの中で“句読点を打つ芝居”ができる空間認識能力の高い役者』だと愛之助さんを絶賛されていらっしゃいました。
「そんな風に評していただいて恐縮ですけれども…ありがたいですね。反対に僕からすると、GACKTさんが歌手でありながら俳優でもあることに、敬意を抱いております。
最近はマルチに活躍されている方も多いですけど、GACKTさんはビジュアルのみならず王子様のように浮世離れしたキャラを徹底的に貫き、それでいて多面的な部分も見せてくれるところが素敵だなと思っています。
演技においても、きちんとプランを立てて、しっかりとしたビジョンをお持ちなんです。現場では、武内監督の隣に座ってモニターを見ながらお芝居を研究されていて、かつ全体を見渡してもいるところに座長らしさを感じさせられ、役者としてはもちろん、人としても素晴らしい方でした」
本誌では、愛之助さんのインタビューの続きや、GACKTさんのインタビューもお読みいただけます。
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