【話題のドラマ『正直不動産』の魅力】キャスト、スタッフ全てが完璧でフォーマットのある住ドラマ

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山下智久さん主演のNHKドラマ・ドラマ10『正直不動産2』が現在放送中です。

不動産をめぐる物語ですが、家の売買にはそれぞれの家族の事情があり、最後はいつもなんだかほろりとさせられます。

サンデー毎日では、人情に満ちた、話題のドラマの魅力を探っています。

 

正直不動産【簡単なあらすじ】

 

山下智久さん演じる不動産営業マン・永瀬財地(さいち)
これまで嘘を並べて顧客に接しトップセールスを続けてきました。

その名もライアー永瀬。

 

しかしある日、ほこらと石碑を壊したたたりで嘘がつけなくなってしまいます。

暮らしは一転し、タワマンからボロアパートへ。

 

遊びの恋愛もひとたび本音が出れば、ボロも出ます。

それでも正直な生き方は周囲を笑顔にしていきます。

 

永瀬は言います。

「会社にも貢献できてお客にも喜んでもらえた。何なんだ、この気持ちは。そうか、俺は嬉しいんだ」(シーズン1・エピソード4より)

 

充足感を覚えて、正直な自分の営業スタイルに自信を持っていく。

 

ドラマは年明けのスペシャル版を経て、1月9日からドラマ10『正直不動産2』が放送中。

全10話でストーリーは1話完結。

このドラマの面白さをドラマウォッチャーのカトリーヌあやこさんと、コラムニストの吉田潮さんが解説します。

 

ドラマ『正直不動産』の魅力

 

【魅力(1)】山下チームに胸アツ

 

カトリーヌ「山下さんの代表作『クロサギ』の原案者の夏原武さんと再タッグ。『山下さん、どうぞ』と迎え入れて作るような、このメンバーを見ただけで胸アツになるドラマ。

脚本家も、『5→9 ~私に恋したお坊さん~』で一緒だったメンバーですし、山下さん、制作人に愛されているな、と。『クロサギ』で共演していた山﨑努さんとも再共演です」

 

87歳の俳優、山﨑努さんとの再共演も見どころです。

シーズン1最初の放映日(2022年4月5日)にツイッター(現X)を開始した山﨑さんはこうツイート。

「山下智久とは、十数年前、テレビドラマで共演して以来の付き合いで、彼がどんな人間に育って行くのかずっと楽しみにしてきました。今回カメラの前で立派な男になったことを確認、うれしかった。そして、あと十数年経ったらどんな奴に、と思った。その確認はもう出来ないけれど」

 

山﨑さんは、和菓子職人兼人気インフルエンサー役。

『映え』する和菓子を永瀬の職場に差し入れ二人抱き合うシーンは見事なほど自然です。

 

【魅力(2)】フォーマットのある住ドラマ

 

カトリーヌ「衣食住の中でも衣と食のドラマはたくさんありますが、住まいのドラマは最近増えているが、まだ少ない。

夏原さんの原案も面白い。呪いがかかって本音をぶちまけてしまうというところなんかは、どれだけ不動産業に嘘が多いのか?と思わざるを得ない。不動産の売買や賃貸の中で、見えてくる家族の事情。それを営業マンとして丸め込まないで、本音をぶちまけることで、家族の本音が明らかになっていく。

こういったフォーマットのあるドラマって最後に倍返しする『半沢直樹』もそうでしたが、観やすい。みんな『来るぞ来るぞ』って期待感で盛り上がります。

永瀬に風が吹いて、思わず本音を言っちゃうところは『痛快TV スカッとジャパン』じゃないですけど、割とそこにカタルシスがあるのかな」

 

【魅力(3)】キャスティング、キャラ設定がうまい

 

カトリーヌ「ただ不動産の裏事情のドラマというだけでなく、ちゃんと敵がいる。『ミネルヴァ不動産』にディーン・フジオカ演じる悪魔的最強営業マン、神木涼真。設定がトンチキなキャラ。めっちゃタップダンスする。演じられるのは、おディーン様しかいない(笑)。

キャスティングも演出もうまい。福原遥演じる永瀬の後輩の月下咲良がいい。永瀬と全然恋愛に発展しないところもいい。朝ドラ『舞い上がれ!』より、こっちのキャラの方が良い。先輩にもズバッと本音トークですし、まさに彼女自身が本当の正直不動産

 

『舞い上がれ!』で福原演じる岩倉舞にいっぱいの愛情を注いだ父親(岩倉浩太)役を演じた
高橋克典さんは、今回、悪徳不動産会社の社長役で山下さんや福原さんを追い詰めます。

 


 

本誌では他にも『正直不動産』の魅力を語っています。

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