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若手プロデューサーのトライアル企画で、2016年の深夜の単発作品として世に出た『おっさんずラブ』。
2018年の連続ドラマは、コアファンから評判が広がり、いつしかワールドワイドで人気を博すまでになりました。
5年がたった現在、待望の続編が放送中。
日経エンタテインメント!では、
制作人とキャストへの取材を通し、改めて作品の魅力を浮き彫りにしています。
5年のときを経ての『天空不動産編』
全作に携わるスタッフ陣の思いとは

1月からスタートしたテレビ朝日の『おっさんずラブ -リターンズ-』。
『天空不動産編』と呼ばれる連ドラ第一弾(2018年)の、その後の物語が繰り広げられています。
2016年に深夜の関東ローカル枠で単発で放送された『おっさんずラブ』。
2018年に連ドラ化(天空不動産編)し、春田に思いを寄せる牧凌太役に林遣都さんが起用されました。
2019年8月には、『天空不動産編』のその後を描く『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』が公開。
興行収入26.5億円のヒットとなりました。
同年11月からは、航空業界が舞台のパラレルワールド作品『おっさんずラブ -in the sky-』がスタート。
香港やタイでは、リメーク作品が制作されています。
それほど人気になった『おっさんずラブ』のプロデューサー・貴島彩理さんがインタビューに答えています。
前作を超えるのではなく“抱きしめる”最新作に
『おっさんずラブ』が初めてのドラマのプロデュースとなり、
内容が評価されたことで連続ドラマ版、そして映画の上映までつながり、
さらに続編が放送される今……
プロデューサーの貴島彩理さんはどのように現在放送中の『リターンズ』に向き合っているのでしょうか。
「5年前に『天空不動産編』が終わったときから、この物語の続きをいつか描きたい、という気持ちは心の奥底にありました。今回、いろんなパズルのピースがはまって、全キャストが再び集まれたことを本当に嬉しく思っています。
再始動のきっかけは、2年前に偶然見た短いドキュメンタリーでした。
『おっさんずラブ』に元気をもらい、奇跡的に病気が回復した…という内容で、驚きと同時に勇気をもらいました。たった一人でもこのドラマで救われて笑顔になる人がいるなら、また踏み出してみよう、そしてキャストやスタッフ、応援し続けてくださる視聴者に恩返しをしたいと思ったのが『天空不動産』編の続編を決めた理由です」
今作のテーマは『家族』とのこと。
「今の時代、家族の定義とは何か、いろいろと考えさせられますが、私にとってこのチームは家族だと思い至りました。唯一無二の帰る場所、そんなみんなへの愛を込めた物語になればと思いながら、日々作っています。
撮影現場初日は、『あの頃のまま』の春田と牧を目にして、胸が熱くなりました。改めて感じたのは、田中圭さんの春田は世界一だということです。温かくて太陽みたいで、ともすれば罪深い行動の数々も『悪気はないんだよな』とつい許してしまうのは、圭さんが演じるからこそ。
吉田鋼太郎さんと林遣都さんのバトルシーンは、本番でスタッフがうっかり声を出して笑ってしまうほどの暴れっぷりで、すさまじかったです(笑)。その芯には『どこまでも真剣で本気』の感情がある。だからお2人の切ない心情場面は、心に残ると思います」
本誌では、新キャラクターのキャラ設定の話や、監督についてもインタビューに答えています。
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