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中島健人の脱退、グループの改名、新メンバー募集…。
この半年間に彼らに起きた出来事はあまりに濃厚な『timelesz』。
デビューから13年というタイミングで、自身の活動史最大の勝負に出る彼ら。
日経エンタテインメント!では、どんな歩き方をしようとしているのか、じっくりとインタビュー。
今回は記事冒頭に取り上げられているtimeleszのこれまでの歩みをピックアップします。
『Sexy Zone』から『timelesz』へ
4月1日、彼らは13年近く名乗ってきたグループ名に区切りをつけ、自分たちで考えた“新屋号”を発表しました。
名前のイメージや意味から「これまで海外で仕事が決まりにくいことがあった」(菊池風磨)というのが変更理由。
改名は数年前から考えていたといいますが、昨年3月、英BBCの番組を境に大きく報じられた
所属事務所創業者の性加害問題が影響しているのは言うまでもありません。
事務所が一新したタイミングで、彼らも新たな一歩を踏み出すことになりました。
それにしても、近年の彼らには“節目”が多いです。
松嶋聡さんが1年9ヶ月ぶりにグループに復帰したのは2020年9月。
その3ヶ月後にマリウス葉さんが活動を休止。
マリウスさん不在は続いていたものの、2022年に初めて東京ドームでの単独公演をかなえました。
デビュー12年目にしてようやくドームアーティストの仲間入りを果たしたわけですが、
そのタイミングでマリウスさんは休業のまま芸能界を引退しました。
そして今年1月、中島健人さんがソロで活動していくことを表明し、3月に脱退。
菊池さんの言葉を借りれば、「グループがこっからというとき」の離脱です。
平均年齢14.4歳でデビューしたグループを支え、引っ張ってきた最年長メンバーの決断には、
ファンでなくとも驚かれたはずです。
一般も対象にメンバー募集
新グループ名は中島さんが抜けた翌日に発表されました。
そのスピード感もさることながら、衝撃だったのは、3人の口から『新メンバー募集』がアナウンスされたこと。
デビュー後のグループが新規募集をかけるのも、事務所の研究生以外の一般人も対象にすることも、
前事務所では考えられなかったことです。
審査は言うまでもなくメンバーが行います。
グループの形が変わることを憂うファンの間で不安と疑問が渦巻くなか、
増員の言い出しっぺである菊池さんは、SNSでファンの質問に回答する機会を設けました。
しかし、払拭にはまだ至っていないというのが現状です。
最終審査は来年初旬。
増員数やお披露目は決めておらず、オーディションの様子は何らかの形で公開していくといいます。
「人生を賭けた大勝負」(菊池)であるこのプロジェクトの吉凶は神のみぞ知るというところですが、
彼らの近年の歩き方と照らし合わせると希望も見えます。
マリウスさんとの関係性がその象徴です。
アイドルグループにありがちな、「元メンバーについて触れるのはタブー」という不文律のなか、
マリウスさんは今もライブを見にきたり、グループのSNSに顔出しをする仲。
グループから抜けても存在を消さず、「なかったこと」にしなかった彼らは、
中島さんに関してもその姿勢を踏襲していて、
新体制の初リリース『timelesz』にラインアップされた4人時代の楽曲を再録音しませんでした。
つまり同作品には、脱退した中島さんの声が入っています。
「新メンバーの話はまた別」と見る向きも多いでしょうが、
メンバーにまつわるタブーを自分たちのストーリーにしてきたという点で、
彼らの場合、増員プロジェクトもグループのブラスになっていく気がしてなりません。
デビュー当初、実力に伴わない活動で行き詰まりを感じていたこともある彼ら。
休業、復帰、引退、脱退、そして増員…。
さまざまな試練を乗り越えて今、自らの手で作る“2度目のデビュー”に向かって歩いています。
本誌では、timeleszメンバー皆さんのインタビューをお読みいただけます。
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