【女性が過ごしやすい社会へ】フェムケアから考える『広がる自分らしさの選択肢』

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ananにてフェムケアにまつわる多彩なトピックスを紹介する連載『Femcare File』が始まって約2年半。

フェムケア委員会のメンバーとして
連載に参加する4人(中元日芽香さん、わたなべ麻衣さん、井上咲楽さん、そわんわんさん)が集まり、
私たちが毎日をより“自分らしく”過ごすために必要なことを改めて考えます。

 

一歩ずつ、女性が過ごしやすい社会へ

 

 

この2年半で、社会もだいぶ変わってきた感じがしますが、
フェムケアに対する意識の高まりを感じる場面はありましたか?

 

そわんわん:たとえば生理のことも、今までは無知だったり、触れないようにしている男性がほとんどでしたよね。でも最近は少しずつ「理解しよう」という雰囲気を感じます。それが大きな変化というか、進歩だと思いますね。

 

中元:たしかに、ちょっと前ならナプキンのCMでも気まずい感じになったけど、そういうのもなくなってきましたね。報道番組でフェムケアのイベントが取り上げられたりもしているし、かなり一般に浸透してきているなって。

 

わたなべ:トイレにナプキンが置いてある企業や飲食店も増えたよね。以前はあっても少数だったから、それもいい変化だと思う。

 

井上:私は番組で生理や不調についてコメントすることもあるんですが、フランクに話せる場やメディアも増えたと思います。

 

中元:ほんとに変わってきましたよね。でも一方で、「女性は生理があって大変だね」と単純に一括りにされている気もして。もう一歩進むには、女性ホルモンの変動で体調に波があることや、生理の不調も人それぞれ違うことを共有できると、より一人一人が過ごしやすく、働きやすくなるのかなと。

 

わたなべ:男女の認識の差って、一気には埋まらないから難しいよね。次の世代の話でいえば、生理についての教育をもっと積極的にしてほしいな。生理が女性に起こる当たり前の現象ということから、実情、体の変化まで、男女一緒に若いうちから学べたら、偏見や認識の差は減らせるんじゃないかな。

 

そわんわん:あと生理休暇とか、制度の問題は、上の世代が率先して利用してくれると、若い世代も使いやすくなるような…。

 

中元:生理やPMSが重くない人もいるし、難しいところですよね。

 

井上:さっき中元さんも言っていたけど、生理の不調は個人差が大きいと女性側もちゃんと理解することが大事だなと思います。前に、生理がツライという話をしたら、「それくらいなら全然軽くない?私はもっと大変だから」と言われたことがあって。その人に悪気はなかったもしれないけど、比べることに意味はないと思うので、『自分を基準にしない』というのは、私自身も気をつけています。

 

そわんわん:同性だからこそ、お互い味方になって、もっと サポートし合えたら理想的だよね。

 


 

本誌では、4名の方達がこれまでブラッシュアップしてきたフェムケアの知識や、
おすすめのサービスなども掲載しています。

 

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