
東京カレンダー
大人だけの弩級な世界へ『数千分の一の確率で楽しめる極上カニナイト』
20周年記念号となった前号、12月号では激動の東京のレストランシーンを “総選挙”に見立て、『リアルに行きたい話題のレストラン』を多数掲載しました。
【レストラン総選挙2021】今、本当に支持を集めているデートレストラン決定版
そして今回、柏木由紀さんが表紙の東京カレンダーでは、コースが超高価格帯であっても人気は衰えない、
そんな東京を東京たらしめる『唯一無二の個性を放つ店』を深掘りしています。
一流の大人を魅了する弩級の世界を紹介します。
数千分の一の確率で楽しめる極上カニナイト きた福/赤坂
これから旬を迎える冬の楽しみといえばカニ。
種類が豊富で味わいもさまざまです。
その中でも幻のカニと呼ばれる黄金ガニが、今年も食通たちの舌を虜にします。
赤坂と銀座にある『きた福』は活カニだけを取り扱うカニ料理店です。
全国の名産地から極上のカニだけを仕入れており、松葉ガニ、たらばガニ、毛ガニなどの
メジャーなカニから希少な品種までを一手に扱う、いわばカニのオーソリティ。
それを、札幌の名店『活カニの花咲』から特別に伝授された技で捌いていて調理しています。
カニの隅々までを最高の状態で供するのだから、もはや『東京一のカニを味わえる店』といっても過言ではありません。
そんな『きた福』をもってしても、かなり入手困難というのが、ズワイガニと紅ズワイガニの交配で生まれる黄金ガニ。
本来、オスのズワイガニは水深約200~400m、メスの紅ズワイガニは水深約500~2500mと生息する水深が異なります。
ですが、ふたつの種があれに掛け合わさることがあり、それにより偶発的に生まれる自然の奇跡ともいわれるカニ。 誕生する確率は1000杯に1杯程度だと聞けば、そのレアぶりは言わずもがなです。
味わえるだけで幸運、入荷未定の奇跡のコース
黄金ガニは、オスのズワイガニのように濃厚な身がしっかり詰まっていてカニ味噌も味わい深い上に 繊維の繊細さとジューシーな甘みはメスの紅ズワイガニ譲りという、いわば両者の”おいしいとこ取り”な味を堪能できます。 極めて希少なカニだけに、漁期は9月~5月と長いもののカニの旬である冬の時期でも入荷の保証ができないという特殊な食材。 加えて『活黄金蟹コース』はなんと、時価!! それでも「味わえる可能性があるのなら…」と予約を入れる人が後を断ちません。 コース内容は、季節の先付に始まり、ひとり1杯を、 刺身、しゃぶしゃぶ、焼き、天ぷら、茹でに甲羅焼きと、多彩な料理法で黄金ガニのすべてを味わい尽くす内容です。 品格を感じる店内は3つの個室のみで、1組ごとに料理長の金田克繁さんが、目の前で手際良くカニを捌いて、 1品ずつ丁寧にサーブしてくれるという、贅沢なスタイル。 『きた福』の、他のカニのコースと比べても格段に高価ですが、黄金ガニの希少性を考えれば、これは必然。 ちなみに取材時の価格は7万6000円だったそうです。 しかし仕入れ値によって変動しますので、あくまで参考としてください。
『きた福』はカニ専門店ならではの確かな仕入れと品質管理、そして高い技術の結晶で 希少なカニを最高のコンディションで、提供しています。 本誌ではカニ以外にも、弩級な世界を堪能できる東京のレストランを紹介しています。 こちらからご覧いただけます。

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