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大手コーヒーチェーンに登場したほうじ茶フラペチーノが話題になるなど、
人気が高まりつつあるほうじ茶。
Discover Japanでは、ほうじ茶の魅力を『近江茶丸吉』にたずねています。
ほうじ茶とは?
緑茶を焙煎することで、ほうじ茶になります。
葉や茎といった使う茶葉の部位の違いや、一番茶や二番茶などの品質、焙煎方法でその風味は大きく変わりますが、
どれも『ほうじ茶』と総称されます。
明治創業『近江茶丸吉』
滋賀県土山でほうじ茶を追求する理由

滋賀県甲賀市土山、この土地には頓宮大茶園と呼ばれる約90haの茶畑があり、
県内随一の茶処として知られます。
栽培はやぶきたが中心で、近江の茶の名で出荷されます。
頓宮大茶園のほど近くに立つのがほうじ茶専門店『近江茶丸吉』。
このお店の代表・吉永健治さんは、土山で100年以上茶商を営む『マルヨシ近江茶』の7代目であり、
全国にたった15人という茶師十段の一人です。
茶師とは、茶葉の剪定や合組と呼ばれる茶葉のブレンドなどを行う日本茶のプロフェッショナル。
中でも、お茶の香りや見た目、味わいで品種や産地を判定する全国茶審査技術競技大会において、
最高位となるのが茶師十段。
約10年前から、苦味を嫌い香りが高いお茶を好む人が増えたと感じた吉永さんは、
ほうじ茶に特化した商品づくりを決意。
もともと販売比率は煎茶とほうじ茶が半々であった同社は、
お客様からの焙煎に対するさまざまな要望に応えてきたノウハウがありました。
「美味しいほうじ茶をつくるには、原料の選定と焙煎が大切。多くの茶葉から上質なものを見抜き、長年培われた焙煎技術によって仕上げています」
煎茶にはなく、ほうじ茶にある特徴
実はほうじ茶には、煎茶にはない特徴があります。
ひとつ目は焙煎温度や時間など、調整できる幅が広いため、多彩な香りや味わいの仕上げが可能なこと。
ふたつ目は、茶葉の一部分である葉脈の香りを取り込めること。
茎から葉へ水分を運ぶ管である茶葉は、焙煎すると膨らみ香りを放ちます。
その結果、香りに新たな深みをもたらすのです。
「滋賀に最澄が茶種をもたらしてから約1200年。さらに1000年先へも、滋賀がお茶の産地として継続してほしい」
本誌ではほうじ茶に関するQ&Aや、ほうじ茶の淹れ方、お茶づくりの詳細なども掲載されています。
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