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女優・吉岡里帆さんが表紙の今号の東京カレンダーでは、
『麻布十番を熱くする最新レストランNEWS 10番勝負』を特集!
コロナ禍で息を潜めていた港区界隈ですが、その中でも、注目に値するお店は続々誕生していました。
1年で最も麻布十番に注目が集まる、この夏に照準を合わせ、最新ネタ『10番勝負』をお届け。
その中から今回は、食通たちを魅了してきた『膳司 水光庵』をピックアップします。
茶の湯の世界を標榜する『名店の上陸』が度肝を抜く
膳司 水光庵
都心のマンションの一室から東京タワーを間近に見る東麻布の閑静な住宅街に居を移し、
この6月、リニューアルオープンした『膳司 水光庵』。
ご主人の石田知裕さんは、『京都 吉兆 嵐山本店』で17年間修行。
うち7年は副料理長として腕を振るった実力の持ち主です。
「日本料理を通じて、茶道や書道、華道をはじめとする日本の文化の素晴らしさ、奥深さを伝えていきたいと思い、料理人の道を選びました」
その思いが随所に感じられる新店舗は「市中の山居」に倣い、都会の只中とは思えぬ風雅な佇まいを見せています。
足灯籠が灯る入り口の扉を開ければ、まず、待合があり、茶屋仕様の個室がその傍に設えられています。
時に茶会も行われるといその部屋は、決して華美ではありませんが、各所に趣向が凝らされています。
また、富岡鉄斎の掛け軸がかけられたダイニングは、鉄刀木の一枚板が落ちつきを与えるカウンター席。
割烹の要素を取り入れつつも、料亭としての風格が漂います。
それは、古美術ともいうべき器がふんだんに使われる料理も同様。
ここでは、茶懐石の作法に則り、煮えばなと旬野菜の味噌汁からコースが始まるのですが
それもこの趣の中では不思議と違和感がありません。
月見など四季の歳時記を織り込んだその内容は、ダイナミックにして繊細。
氏の食の美学を堪能したくなります。
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