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たかが味噌汁、されど味噌汁。
作り方は極めてシンプルですが、その味わいには無限の可能性が極められています。
UOMOでは、本当にうまい一杯を飲みたい大人のための、味噌汁のバイブルを掲載しています。
味噌汁という宇宙を巡る旅【長野編】
文・嶋 浩一郎
ついに、UOMOが味噌汁の特集をすることになった。
味噌汁は多忙な大人にとって日々のチルアウトアイテムでもあり、
健康を意識して手軽に発酵食品を食生活にとりいれたい我々の強い味方なわけ。
やっとその価値に気づいたかと思っていたのだが、なんと味噌王国信州長野県で
ひたすら味噌汁を味わうツアーを観光するという。
わかってるじゃないか、UOMO!
長野県には古くからの味噌蔵がいくつもあるし、
神州一味噌やタケヤみそなど大手メーカーも本社を構えている味噌の聖地だ。
関東圏で食卓に並ぶ味噌汁はたいてい長野県産の信州の味噌を使っている。
長野県には味噌汁ライフのヒントが溢れているに違いない。
3年熟成の松本の味噌蔵〈石井味噌〉
まず、最初に訪れたのが150年以上前から味噌をつくり続ける松本の味噌蔵〈石井味噌〉。
6代目の石井康介さんに製造法などのお話を伺う。
味噌は米麹と大豆と塩と水だけでつくられるシンプルな発酵食品。
米麹のかわりに麦麹を使ったり、大豆の産地の違いや、塩分量の調整などで、
味噌の味わいは全く異なるものになるという。
使用する味噌の種類や、豆腐やワカメなど組み合わせる具材の違いで味噌汁の味は無限に変わる。
味噌汁は宇宙なのだ。
石井味噌は国産丸大豆を使用し、松本の湧水を使ってつくるが、
なんといっても3年という長期間、杉桶で天然熟成するのが売り。
信州の味噌は淡色で知られるが、熟成すると赤みを帯びてきて味わいはまろやかになる。
味噌蔵にあるレストランで豚汁をいただくことに。
赤味噌は動物系の臭みを消す効果もあるそうで、豚汁にはもってこい。
この豚汁、サイドメニューというよりは完全なメインディッシュのボリューム。
地元の信州野菜たっぷり、豚肉たっぷりで大満足。
まろやかな味わいでホッとできます。
日本には1000軒弱の味噌蔵があるという。
産地や熟成期間を変えて自分の好みの味噌を探すのも面白い。
これからは日本酒だけでなくローカルな味噌にも注目してみよう。
早速、3年熟成の赤味噌を購入だ。
本誌では、他にも3つの味噌汁が紹介されています!
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