《新宿の夜、満ち足りる飲み屋》炉端で焼く魚や野菜、炊きたてご飯のライブ感に燗酒が進む『燗アガリ』

  • 更新日
  • 有効期限 2025.03.12

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ネオン煌めく歌舞伎町、飲食店ひしめく新宿三丁目、オフィスと住居が混ざり合う西口や新宿御苑前。

 

今号のdancyuでは、さまざまな顔を持つこの街で、一人でも、みんなでも、心と体が満たされる、得難き6軒の美味を紹介しています。

 

今回はその中から、西新宿『燗アガリ』をピックアップします。

 

炉端で焼く魚や野菜、炊きたてご飯のライブ感に
燗酒、進みます!

 

 

落ち着いた古民家の店内で、心もじんわり温まる

 

再開発が進む新宿西口からインバウンドで賑わう思い出横丁を横目に、大ガードの交差点を渡った北側に伸びる一帯。

ここは、オフィスビルやマンション、代償さまざまな飲食店が混在する元気なエリアです。

 

その一角にある『燗アガリ』は、炉端焼きと燗酒が楽しめる人気の居酒屋。

炭火が赤々と熾る炉端でじっくり焼かれる一本売りの鮮魚から脂がジュッと滴り落ちる音や、名物の群馬『月夜野きのこ園』直送の大きなどんこ椎茸が焼ける芳しい匂いを肴に、お燗番が丁寧につけてくれたぬる燗をゆっくりと口を運ぶ幸せ。

目の前に大きなしゃもじでスッと差し出される、豪快なのどぐろの塩焼きの旨いのなんの。

一歩外に出れば、喧騒の新宿だということをすっかり忘れさせる、そのワンダーランド感がたまりません。

 

もともとは“炉端焼き発祥の店”といわれる1950年創業の仙台『炉ばた』に代表の吉田将紀さんが惚れ込み、その雰囲気を踏襲して開店。

炉端だけでなく障子や卓袱台、箪笥、照明に至るまで、落ち着いた古民家風に設えました。

 

 

常時50種類以上を用意している日本酒に、看板酒として必ず宮城の『天賞』がオンリストされているのは、同蔵が『炉ばた』創業者の実家だったことへのリスペクト。

なるほど、店の料理と相性がよく、特注の燗銅壺に錫のちろりでつけるお燗にもぴったりです。

 

締めの食事もまた気が利いています。

お燗番の前に並んだ南部鉄器で、お客の注文ごとに一台からご飯を炊いてくれるのです。

米は群馬県みなかみ産のコシヒカリ。

松前漬明太子、いくらの醤油漬け、ちりめん山椒、卵黄の醤油漬けなど、白飯にも酒にも合うアテもずらりと揃えています。

 

囲炉裏をぐるっと囲むカウンター席を見渡せば、多くの外国人客が器用な手つきで焼き魚をほぐし、煮魚をつつき、旨そうに燗酒を酌み交わしています。

世界に誇る日本酒や日本の食文化が、こうして海外へもじわじわと広まっていくのでしょう。

温めることで酒の個性や味わいが引き出されるという意味の“燗アガリ”は、どうやら人の心もじんわりと温めてくれるようです。

 


 

 

本誌では、さらに新宿近辺の満ち足りるお店が紹介されています。

 

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