インドで1日9食の現地調査!?『MUJIカレーはこうして生まれた』

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「無印良品はもはやカレー屋」

 

そう尊敬を込めて呼びたくなるほど、無印良品には専門店並みの本格的なカレーが揃っています。

素材へのこだわり、スパイスの使い方、そして種類の多さ……。

どれをとっても頭が上がらないし、なのに手軽に食べられるなんて最高。

そんなMUJIカレーについて、もっと深掘りしたくなるのは当然です。

 

今回はMUJIカレーが生まれたヒストリーについてピックアップします。

 

インドで1日9食の現地調査!?
MUJIカレーはこうして生まれた

 

1990年代にレトルトカレーが登場して以来、進化を続けファンを増やしているMUJIカレー。

その裏にはやっぱりこだわりや努力があって、なかでも過酷(!?)とウワサに聞くカレーの本場インドやタイへの現地調査について聞いています。

カレー好きなら最高でしょ、なんて冗談言えるレベルじゃありませんでした。

インタビューに答えているのは現在のカレー担当である木島さんと、元・カレー担当の日向さん。

 

現地調査、朝昼晩カレーは当たり前

 

2012年、無印良品のカレー担当者が現地調査としてはじめてインドを訪れました。

その頃、本格的な辛さのグリーンカレーが料理のプロから絶賛され話題になっていましたが、人を選ぶ商品でした。

もっと老若男女に愛されるカレーをつくるため、2009年に発売したバターチキンを進化させようとおこなったものでした。

 

日向さん:「無印良品ではそれまでも、衣服で使われる素材の生産地を見に行ったり現地調査に行ったりしていたので、それに習ったそうです。私は担当時期がちょうどコロナで、現地調査は1回きりなんですが、カレーは食べ物なので……とにかく食べて確かめるしかないんですよね。朝昼晩カレーは当たり前で、さらにその1回の食事で何種類も同時に食べる。体調を万全に整えることが何よりも大事でしたね(笑)

 

木島さん:カレーって食べれば食べるほど、感覚が研ぎ澄まされて味の違いがよくわかるようになるんです。ただホテルに帰ってから自分がスパイスの匂いになっているのに気づき、びっくり(笑)

 

2012年に最初におこなった現地調査の結果、それまでカレー粉でつくられていたバターチキンに本場のスパイスが加わって、より本格的な味わいになり大ヒット。

以降、バターチキンのリニューアル時には現地調査を行うようになったそうです。

 


 

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