【暑い季節におすすめの日本酒】涼やかで旨い!ラベル、低アル、スパークリング、提供スタイルごとの代表銘柄

  • 更新日
  • 有効期限 2025.05.15

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2024-05-07 発売号 (2024年6月号)

 

“夏酒”のこと知っていますか?

日本酒業界を取り巻く、さまざまな技術革新により令和の夏酒は格段に進化を遂げています。

夏に日本酒? いえいえ、夏に日本酒! なのです。

今号のDiscover Japan(ディスカバージャパン)では、これからの暑い季節にぴったりなお酒を紹介しています。

 

 

 

「夏酒の要素の掛け合わせが、おもしろくなっている!」

 

 

 

 

焼酎プームの絶頂期だった2005年、東京・中野の老舗酒販店「味ノマチダヤ」が提案した「夏の酒」企画が、夏酒のはじまりです。

売上が落ち込んでいた夏の消費拡大を狙った施策で、2006年の初年度は全国津々浦々17蔵が参加し、夏に特化した日本酒をリリース。

「私が夏酒を意識するようになった頃は、優しい酸味、ガス感のあるタイプ、加水の低アルコールが主流で、青や水色の瓶で夏を意識したラベルを貼った日本酒が並んでいた印象です。

夏酒の味わいに変化が起きたのは、瓶内二次発酵のスパークリング日本酒を造る酒蔵が増え、『東一(あずまいち)』を醸す五町田酒造にいらっしゃった勝木慶一郎先生が“原酒で13度の低アル”スタイルを確立。

新政酒造から白麹仕込みの『亜麻猫(あまねこ)』といった高酸味酒が登場してからだと思います」

夏酒のための技術革新ではありませんでしたが、日本酒業界の盛り上がりと比例するように麹の使い方や酵母ブレンドの手法が増え、さまざまな味わいの日本酒が登場するようになりました。

結果的に、夏に特化した日本酒=夏酒の味わいの幅も広がることになります。

「ひと昔前までは、日本酒はそのまま提供という暗黙のルールがありました。ロックや炭酸割りは邪道だと…。でも、オンザロックを推奨する『玉川 Ice Breaker』の存在もあって、日本酒も遊んでいいお酒になってきたのだと思います。

私も夏に限らず、にごり酒にスパイスを振ったり、グラスにコーヒーを入れたりして提供していましたが、いまはさらに飲み方の自由化が進んでいると思います」

バーテンダーやソムリエが日本酒を扱うようになり、蔵元の代替わりによって柔軟な発想が定着したことも、日本酒の飲み方の自由化を後押ししました。

「あとは『仙禽 かぶとむし』のような可愛らしいラベルの夏酒が登場するようになって、飲食店が夏に日本酒を提案しやすくなったのもあると思います」

では、小誌が「夏こそ日本酒!」と企画を組むように、夏酒がおもしろくなっている理由は何なのでしょうか。

ラベル、酸味、低アル、スパークリング、提供スタイルという夏酒の要素の掛け算が起こっているからではないでしょうか。

単にラベルが夏なのではなく、単に低アルなだけでなく、各ピースが成熟して組み合わさることで夏酒がおもしろくなってきているのだと思います」


 

本誌ではさらに、記事の続きとラベル、酸味、低アル、スパークリング、提供スタイルごとの代表銘柄をご覧いただけます。

 

 

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