自律神経セルフケア『リラックスの副交感神経から整えよう』

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夏でも冬でもヒトの体温はほぼ一定に保たれています。

寝ている間に呼吸は止まらず、血圧も乱高下することはなく穏やかに安定な状態。

お腹が空けば胃腸がグーグー鳴り、空腹が満たされればエネルギーは各臓器に速やかに分配されます。

こんなふうに日々健康に過ごせるのは自律神経が知らないところでせっせと働いてくれているからです。

 

自律神経の立役者である交感神経副交感神経は環境に適応して生きていく力の源と言っても過言ではありません。

原子の人々は日中に交感神経の働きでアクティブに過ごし、
夜間は副交感神経の働きでカラダを休息させ、厳しい環境を生き抜いてきました。

では、21世紀を迎えた現代ではどうでしょうか?

 

過度なストレスや、夜間にもスマホやPCから浴びるブルーライト、そして睡眠不足…。

どれもこれもすべて交感神経が過剰にドライブした状態で、副交感神経の出る幕無しです。

自律神経のバランスの乱れは多くの不調や病気の前兆と言えます。

現代人だろうと、原始人だろうと、ヒトのカラダのスペックに変わりはないのです。

 

今回はTarzanに掲載されている、自律神経セルフケアから交感神経と副交感神経についてピックアップします。

 

リラックスの副交感神経から整えよう

 

 

自律神経は、入力系出力系に大別されており、
入力系は外部の環境変化やカラダの内部の状態をキャッチして
脳に伝達するというルートで『求心路』といいます。

出力系は求心路から得た情報を基にカラダを正常な状態に保つよう働き、
こちらは『遠心路』というルートで交感神経と副交感神経のこと。

 

血圧の変動をモニターした求心路が情報を脳幹に送ります。

すると瞬時に遠心路がの交感神経が発動し血圧を正常範囲に戻すという仕組みです。

 

脳幹は呼吸や循環といった領域を司り、視床下部は体温や血糖値などの恒常性を維持します。

大脳辺縁系は情動、大脳皮質は理性の領域。

 

交感神経は心臓をバクバクさせ、副交感神経は沈静化させるこのシステムは二重支配と呼ばれます。

汗腺や皮膚の血管、腎臓などは交感神経の単独支配ですが、
これらは比較的単純な調節システムで用が足りると考えることができます。

副交感神経が関与する二重支配を受けている臓器は、
より微妙なさじ加減でコントロールされていると考えられています。

 

現代人よ、副交感神経は大丈夫か?

 

 

交感神経は加齢によってその活動がだんだん興奮気味になっていくといわれています。

メカニズムは分かっていませんが、肺の機能が低下して低酸素状態になると交感神経が高まるという報告があります。

 

一方、副交感神経は加齢によって活動が低くなっていきます。

とくに心臓の機能に関わる副交感神経は年齢を重ねるごとに低くなるという報告も。

 

すべての臓器に当てはまるわけではありませんが、一般的に加齢で交感神経の働きは高まり、
副交感神経の働きは低下する傾向にあると言ってもいいのです。

 

太古の昔でいうと、交感神経の活動が高まることは敵と遭遇して戦ったり逃げたりする際に
血管を収縮させ、血糖値を上げることが必要なので問題はありませんでしたが、
現代の日常生活ではそんな緊急事態に陥ることも少なく、交感神経を無駄に高めてしまうのは少し問題があります。

 

その状態が長く続けば、数々の不定愁訴や高血糖、高血圧といった病気につながる可能性も。

コロナ後のリモートワークのストレス放置、
交感神経から副交感神経への切り替えを促す運動の不足は
自ら交感神経緊張モードに持っていくようなもの。

ただでさえ加齢で低下する副交感神経、活性化させないままでいいのでしょうか。

 

本誌では、自律神経を良い状態にするメソッドがたっぷり紹介されています。

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