『今年こそ要注意!』専門家が警鐘を鳴らすインフルエンザ大流行の可能性

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何かと気ぜわしい師走から年末年始。

忙しさのあまり体調不良になることも多いですが、体をゆっくり休める時間をとれない時期でもあります。

今号のサンデー毎日では、冬に気を付けたい病気(今記事ではインフルエンザ)についての専門家による提言を紹介しています。

 

抗体が減衰している人が多い

 

寒さが本格化する中、インフルエンザの患者数が増え始め、10代以下と高齢者で重症化による入院数も増え始めています(国立感染症研究所『感染症発生動向調査週報』)。

昨シーズンは予想を下回る患者数でしたが、今シーズンはどうでしょうか?

毎年流行していたインフルエンザは、新型コロナのパンデミックによる緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の20年4月から22年3月までの期間、患者数が激減して鳴りを潜めた。

インフルエンザウイルスに接する機会は減り、ワクチン接種の機会もない人が増えたため、多くの人の抗体価が低下

インフルエンザウイルスに対しての抵抗力が弱まっている人が多いと考えられます。

インフルエンザは、一般的な風邪よりも症状が重くなるだけではなく、高齢者や免疫力が低下した人は、細菌による肺炎を合併して命に関わる場合もあるので用心しなくてはなりません。

「お子さんではまれに脳症を合併することがあります。発熱後に脳に強い炎症が生じて、けいれんや意識障害などが起こります。

元気なお子さんでもインフルエンザ脳症になります。回復しても脳に後遺症が生じる可能性があるので、インフルエンザの治療薬があっても軽視せず、ワクチン接種なども検討していただきたいと思います」

 

年末年始の大移動でウイルス拡散

 

インフルエンザは、飛沫と接触で感染拡大します。

新型コロナのパンデミックのときは、外出や大人数の集会の自粛などが要請され、人との接触を避けたことでインフルエンザの流行も抑えられました。

しかし、それは過去の話

マスク無着用で他人と長時間会話をし、学校で子ども同士が触れ合う光景も戻ってきた。
つまり、飛沫と接触でインフルエンザが拡大しやすくなっているのだ。

年末年始に帰省して初詣などを楽しみ、一家団欒でゆっくりと過ごす。このときインフルエンザウイルスは帰省先にも拡散され、冬休み明けの学校でさらに感染を広げることで、大流行につながる恐れがある。

「インフルエンザを発症して免疫機能が衰えた状態で、新型コロナに感染するパターンもあります。新型コロナも、患者数が減って落ち着いていましたが、やや増加に転じる傾向がみられ、年明けにさらに大きく流行する可能性があります」


 

本誌ではさらに、記事の続きや気をつけるべきノロウイルスについての記事がご覧いただけます。

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