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緑茶は飲むけれど、紅茶はちょっと……というあなた、ぜひ今回の特集を読んでみてください。
紅茶には、緑茶にはない『紅茶ポリフェノール』が含まれています。
その効果がスゴイらしいのです。
抗ウイルス作用、ダイエット効果、血流改善効果があり、血糖値の上昇も抑制。
感染症、肥満、生活習慣病を防ぎ、老化防止にも効果を発揮するのです。
今日からあなたも『紅茶生活』を始めてみませんか?
今号の壮快にて紹介されている紅茶の効果についてピックアップします。
紅茶に抗ウイルス作用、ダイエット効果
血流改善効果があると最新研究で判明

解説:静岡県立大学食品栄養科学部客員教授 中山勉
緑茶にはない独自の成分『紅茶ポリフェノール』
緑茶はカテキンなどの有効成分を豊富に含み、健康に良いというイメージを多くの方がお持ちでしょう。
では、紅茶についてはどうでしょうか。
実は紅茶は、緑茶に劣らず優れた効能を有する飲み物です。
近年の研究により、紅茶にはインフルエンザウイルスに対する抑制効果や、生活習慣病の予防・改善効果など、多彩な効能のあることがわかってきています。
紅茶も緑茶も同じツバキ科の『茶の木』の葉から作られます。
両者を分けるのは、発酵(酵素による酸化反応)がどれだけ進んでいるかということ。
発酵過程がないと緑茶になり、完全発酵されたものが紅茶になります。
紅茶と緑茶は同じ『茶の木』から作られているため、カテキン類やカフェインといった共通する成分を含みます。
ただ、一方、両者には違いもあります。
紅茶には、緑茶にはない独自の成分があり、それが『紅茶ポリフェノール』です。
ポリフェノールとは、植物の苦みや色素の成分。
緑茶のカテキン類もそんなポリフェノールの一つですが、茶葉の発酵が進むと、茶葉に含まれる酵素によりカテキンが酸化され、別の成分に変化します。
こうして出来上がるのが紅茶ポリフェノールです。
紅茶のあの赤い色は、この色素成分によって生み出されています。
紅茶を投与したマウスは感染しても生存し続けた
紅茶ポリフェノールに属するものとしては、テアフラビンやテアルビジンといった成分が挙げられます。
その主な効能を三つの面から取り上げましょう。
(1)抗ウイルス作用
(2)ダイエット効果
(3)血流改善効果
第一が抗ウイルス作用です。
紅茶ポリフェノールには、インフルエンザウイルスやコロナウイルスの活性を失わせ、感染力を下げる効果があるとされています。
国立感染症研究所(当時)の中山幹男博士の実験によれば、インフルエンザウイルスを感染させたマウスは、感染後5日目から死亡し始め、10日目にはみな生存できなくなります。
一方、ウイルスと同時に紅茶を投与されたマウスは、感染して15日間が経過しても生存し続けたと報告されています。
このように動物実験では、紅茶ポリフェノールの抗ウイルス作用がはっきりと示されているのです。
第二がダイエット効果です。
紅茶ポリフェノールは、消化酵素の働きを抑えることがわかっています。
本誌では記事の続きをお読みいただけます。
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