2020年のノーベル賞・平和賞は飢餓を防ぐ世界食糧計画(WPF)が授賞

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2020年のノーベル賞・平和賞は

飢餓を防ぐ世界食糧計画(WPF)が授賞

 
2020年のノーベル賞が10月5日から12日にかけて発表されました。
世界各地で飢餓をなくそうと食料支援を実施してきた国連機関「世界食糧計画」(WPF)が
平和賞に選ばれるなど、国境を超えた協力の成果に注目が集まりました。
 
まず、ノーベル賞とは「人類に最も貢献した人」に贈られる賞で
スウェーデンの実業家、アルフレッド・ノーベルの遺言に従い創設され
1901年に始まりました。
 
医学生理学、物理学、化学、文学、平和の5部門に、1969年から経済学が加わったそうです。
新型コロナの影響で、今年の受賞者は自国でメダルと賞状を受け取ります。
 


国連機関「世界食糧計画」(WFP)とは


 
WFPは1961年に国連総会や国連食糧農業機関(FAO)の決議に基づいて設立されました。
本部はイタリア・ローマにあり、職員約1万7000人のうち、9割以上が支援の現場で働いているそうです。
 
紛争や自然災害の被災者や、難民らに緊急援助をしたり
小規模農家を支援するために食料を買い上げたりしています。
近年では内戦が続くシリアやイエメン、ミャンマー軍による迫害が指摘される
イスラム系少数民族ロヒンギャの人々への食料支援を実施。
 
今年8月に大規模爆発で食糧の輸入拠点が破壊されたレバノンにも食料支援を行ったそうです。
 
これまで支援した人は約1億人とのこと。
活動資金は約80億ドル(約8470億円)だそうです。
 


 
WFPへの授賞は、食料が地域の安定に欠かせないことを強調し、
多国間の協力を促すメッセージとなりました。
 
レイスアンデルセン委員長は
「飢餓と紛争は悪循環の関係にある。戦争・紛争は食糧難や飢餓の原因となり、食糧難や飢餓は潜んでいた紛争を引き起こし、暴力の引き金になる。戦争や武力紛争を終わりにしない限り、飢餓ゼロの目標は達成できない」
と話しました。
 


 
本誌にはノーベル賞についてさらに詳しく掲載されています。
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