《細かすぎる作品》寿司職人が出会ったバラン切り絵の世界

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Lightning(ライトニング)

《細かすぎる作品》寿司職人が出会ったバラン切り絵の世界

  ◆この記事が掲載されている雑誌は、期間限定で丸ごと1冊読むことができます◆   寿司や弁当の仕切りなどに用いられるバランで 素敵な切り絵を作っているのは、寿司職人の中山章雄さん。 『山田寿司』の店内にはあちこちに絵が飾ってあります。   「ここにある切り絵はすべてバラン(ハランとも)で作りました。寿司を出前で頼むと桶の中に緑色でギザギザの仕切りが入っていますよね。あれがバランです」   昔は熊笹や葉蘭という植物が使われていましたが、現在は大半がプラスチックシート製。 中山さんは、下絵を描き、その下絵をホッチキスでバランに留めたものを カッターマットに載せて切ります。   「ひとつの作品を作り上げるのに40時間程かかります。1日2時間ぐらい作業する日もありますが、気が向かないとやりません(笑)」     作品によってはルーペが必要な細かい作業もあるといいます。 けれど、感覚的に慣れれば、老眼鏡だけで十分に切り込みができるそうです。   小中学の頃から、版画と相撲が大好きだったという中山さん。 「初めて切り絵にした関取が、第11代横綱の不知火光右衛門です、20~30年前でしょうか。お客様に見ていただきたくて店に飾ることにしました」 バランに描いた横綱が、土俵から浮き上がっているように見えます。   その才能と、寿司職人という職業につき、そこにあったバランで 一枚の細かくて大きな作品を作ったのはまさしくすごい出会いですね。   中山さんの作品や、作品に対する思い、技術の紹介はこちらからお読みいただけます。 記事の有効期限: 2021年6月5日 Saturday  

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