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日常にはびこる“もやっ”とした感覚。
それは、日々増していく湿度と暑さのせいだけでないでしょう。
社会的な自粛生活をいまだ引きずっていることや、日々を丁寧に暮らすことだけではいかんともし難い日常の停滞感……
今回HERSではこうした“暮らしの重さ”を軽やかに飛び越えて、風通しの良い日常を取り戻すための特集を掲載しています。
毎日の食、滞らない家、心を軽くしてくれるリフレッシュのための時間と場所などを見つけてみましょう。
「食」を整えなおして軽やかに暮らす

料理研究家で中国・北京生まれ、現在日本在住のWu Wenさんは、510リットルの6ドア冷凍冷蔵庫を使用。
冷蔵室はがらんとしていて、余白がたっぷり。
料理研究家、とはいってもこんなにもシンプルな中身。
中に入っているのは、味噌、キムチ、ヨーグルト、卵、バター、豆乳くらい。
時には季節のものやいただきものが入ることも。
少しの間だけ「暮らし」から離れて

食と酒と旅をこよなく愛する文筆家のツレヅレハナコさんお気に入りのホテルは『パレスホテル東京』。
ここに通うきっかけとなったのは、コロナがきっかけだそう。
「友人と『海外旅行ができないなら、国内のホテルの持つ上品でクラシックな雰囲気と、家からのアクセスの良さ、皇居外苑近くの澄んだ空気にすっかり魅了されてしまい、定期的に泊まっては英気を養っています。
景色を望めるようテラス付きの部屋を予約。チェックイン開始時間に間に合うよう張り切って到着し、持参したシャンパンを開けるところから私のリフレッシュ休暇が始まります(笑)」
宿泊中は外へ一歩も出ないのがルールだとか。
「フライドポテトなどをルームサービスで頼んで、だらだら食べる時間も最高です」

他にも本誌では暮らしに軽さを出す言葉やモノ、スポット、アクションが紹介されています。
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