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今や共働きが多数となった子育て世代にとって、大きな助けとなるのが祖父母の『孫育て』。
ところが世代間ギャップに始まり、子の配偶者の実家との張り合い、長生き時代こそ生まれる負担など、
イマドキの孫育ては楽しさばかりはないようです。
週刊朝日では『孫育て』の葛藤の声を迫っています。
8月23日発売号の週刊朝日では第一弾として『孫育てがつらいシニア世代』が掲載され、
今回は第二弾の記事です。

【孫育てがつらい!】共働き夫婦が増え、孫の育児に携わるシニアのホンネ
孫育てと介護の板挟み
「今は大変だけど、どちらも私の“役割”だから仕方ない」
田中芳子さん(仮名・66歳)は今、孫育てと介護がダブルでのしかかる日々を過ごしています。
子どもは娘2人で、近くに住む次女に、昨年2人目の子どもが生まれました。
上の子どもは3歳で、まだまだ手がかかる時期。
娘の夫は仕事が忙しく不在がちで、平日はほとんど娘のワンオペです。
少しでも娘を助けてやりたいと「いつでも頼ってね」という姿勢を貫いてきました。
ところが昨年末、義母(87)が骨折して入院。
無事に回復してなんとか歩けるようになりましたが、少し歩けば休憩が必要で、買い物も含めて、あまり外に出たがらなくなりました。
さらに退院から少し経つと、認知症の症状があらわれ始めました。
義母は「施設には絶対に入りたくない」と固く心に決めているのは知っています。
最期まで自宅で過ごすつもりだということも聞かされていました。
それゆえに「芳子さん、よろしくお願いしますね」という義母の言葉は重く響きました。
妻である自分に、介護の“役割”が当たり前のように期待されていました。
かくして、孫育てと介護を手探りで両立する日々が始まりました。
娘は1年の育休を経て、今年仕事に復帰。
時短勤務ではあるものの、保育園への迎えが間に合わず、芳子さんにヘルプの電話がかかってくることもしばしばです。
娘が仕事から帰宅してから、子ども2人を寝かしつけるまでの、怒涛のワンオペを少しでも手伝ってやろうと、
家事や孫育てを手伝いに行く夜も少なくありません。
まだ目が話せない幼い子どもを一人で見ながら、夕食の準備をして食べさせ、
なんとか2人をお風呂に入れて寝かせる生活は、自分の食事もままならないほど大変なことを娘から聞いているからです。
そして義母は1週間でも様子を見に行かないと機嫌が悪くなるといいます。
話を聞いても自分が悪く感じ、週2日通っていた趣味の習い事は、辞めざるを得ませんでした。
夫(70)はまだ現役で仕事をしていることもあり、なかなか介護に手が回りません。
「必然的に、自分の役割なのだと言い聞かせています。60代って、ゆったりしたイメージだったけど、大違い。若い世代と、親世代の“世話役”になる、これまでとは違う忙しさが訪れる時期なんだと実感します」

本誌では、他の方の孫育てエピソードや、子育ての今と昔の比較なども掲載されています。
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