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図書館といえば、分野別もしくは著者別に整然と分かれた本棚が並んでいる後継を誰もが思い浮かべますが、
さいたま市大宮区にある『ハムハウス』は新しいタイプの図書館です。
今回は週刊エコノミストに掲載されている新しい図書館についての記事をピックアップします。
オーナーが管理しているシェア図書館

さいたま市大宮区にある新しいタイプの図書館&本屋『ハムハウス』は
本棚を小さく区切り、その一つひとつにオーナーがいます。
本棚の仕切り版には、通常ならジャンル名や作者名が書かれていますが、
ここで書かれているのはオーナーの『屋号』。
例えば『あおBOOKS』の棚には韓国文学の本が並んでいたり、
『びあんか堂』は猫の本ばかり、『こもんブックス』は画集など大判の本が多く並んでいます。
ハムハウスは2019年までさいたま市立大宮図書館でしたが、
複合施設に生まれ変わり、公立ではなく、ハムハウス株式会社の運営で一角に入居しています。
会員は約140人で、来館者数は土日で1日80人前後、多い日は140人くらいだといいます。
本棚は最大97個まで作れるスペースがあるそうです。
本棚のオーナーになりたい方は、1ヶ月3300円(税込)の利用料を払い、
自分な好きな本、来館者に読んでほしい本を自由に並べます。
開館半年で、稼働している棚は54棚にも及びます。
棚のオーナーはサラリーマンや主婦、親子で1つの棚を持つ人や、プロの司書もいるそうです。
飼い猫のサバトラ柄から『サバトラ文庫』と名付けた18歳の息子さんとお母さんのKさんコンビ。
ハムハウスを見つけたのは息子さんだといいます。
「お互い、選書には口出しせず、スペース分けして、好きな本を置く方針。本が借りられると自分が承認されたような感覚になる。SNSで“いいね”が付いた時に近い感じ」
本の借り手は、子ども連れの20~30代の夫婦が最も多く、
旧図書館のユーザーだった年配層も多いそうです。
「ここに来ると他人の家の本棚をのぞき見しているよう」
「家に帰って書棚を見て、自分なら何を選ぶか考えた」
などの感想が寄せられているそうです。
本誌では『一箱本棚オーナー制度』を導入している民間図書館が紹介されています。
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