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食べ切れる量を料理する、ものを最後まで使い切る。
小さな暮らしを意識すると、環境にも人にもやさしい気持ちになります。
天然生活で特集されている、『やさしい時間、小さな暮らし』から、
野菜づくりを始めてから心地いい暮らしをしているタレントの加藤紀子さんについて紹介します。
小さな暮らしの心地よさは
自分の手を動かしてつくること

タレントの加藤紀子さんが野菜づくりを始めたのは、テレビ番組への出演がきっかけでした。
「野菜づくりをするテレビ番組に1年間出演したものの戸惑うばかりで終わってしまい、これでは野菜を育てたと胸を張っていえないなと思っていたんです。そうしたらお世話になった農家さんがもう一度同じ場所でやってみたらと声をかけてくださって。収穫したら種まきして、繰り返すうちに、10年がたっていました」
春夏はトマト、なす、きゅうり、とうもろこし、枝豆など
秋冬は里いも、じゃがいも、白菜、大根、春菊おせち料理用に金時にんじんなども栽培しています。
「仕事でへとへとに疲れているときも畑に来て、土を触り、草取りをしているだけで、みるみる元気になれるんです。自然の手触りやにおいは、とてもいやされます」
最高の趣味だと語る紀子さん。
70平米もの広さがある畑をスタイリストの友人とふたりでお世話しているそうです。
収穫するときの達成感はひとしおで、種まきや草取りといった作業も心が満たされるのだとか。
「忙しくても週に1、2回は来て土に触れていると、気持ちが落ち着きます。農家さんのお手伝いもしていて、出荷物のラベル貼りなどの作業も楽しいですよ」
完全無農薬で育てられている野菜は、スーパーで目にするそれとは段違いに元気。
毎年つくっているものもあれば、始めて挑戦するものもあり、
知らなかったことを知る喜びも大きいのだそうです。
「今秋は落花生を栽培します。落花生って土の中で実り、葉が枯れたら収穫どきということも始めて知りました。ひと粒ひと粒、大切に食べようと思いますね」
気になることは納得するまで掘り下げたいタイプだという紀子さん。
「20代後半でフランスへ留学していたのも、フレンチ・ポップスが好きと公言していたら、フランス語もできないくせにといわれ、話せるようになりたいと思ったからでしたし」
自分のなかで中途半端に終わることが嫌だし、なんでもやってみたり知ったりすると面白いと笑います。
豆腐が好きで、仕事で地方に行った際にはおいしいと評判の豆腐店をひとりで訪ね、驚かれたこともあったといいます。
「来年は50歳になるので、どう自由に生きられるか、楽しみにしています。知らないことを知って、日々の中に小さな喜びを見つけ、それが家の中でも続いていく。疲れない暮らしが理想です」
本誌では加藤紀子さん以外にも、優しく心地よい小さな暮らしをしている方々を特集しています。
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