強盗に狙われない改造と住宅まわりの防犯対策『家に入れないドアと窓を強化』

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殺害や傷害にまで至った凶悪な強盗事件が連続して発生しています。

サンデー毎日では、効果的な防犯対策を2回に分けてお伝えしています。

今回は自宅の防御力を高める方法についてピックアップします。

 

まずは家に入れないドアと窓を強化する

 

「とにかく家に入らせないことが重要です。窓や玄関など、建物の開口部を強化しましょう」

 

犯罪動向などを研究し、防犯対策にも詳しいセコムIS研究所研究員・濱田宏彰さんは
家の守りの堅さは、外からの侵入に要する時間が指標になると話します。

 

「窃盗犯にヒアリングをした調査から、半数以上が5分間かかると住宅侵入を諦めると答えており、防犯基準の一つとなっています。1ドア2ロック、窓も補助錠を使って二つは鍵をしておきたい」

 

窓からの場合、侵入者はガラスを割り、鍵を開けます。

補助錠は高い位置につけるほうが良いです。

侵入者は鍵を壊すために手を上に伸ばさなければならず、周囲から見られやすいので嫌がるのです。

 

窓ガラスを割りづらくしておく対策も有効です。

セコムでは防犯ガラスの施工申し込みが前年同時期の9倍
窓に貼るフィルムの注文は8倍にまで伸び、発売からおよそ20年にして初の注目となっています。

 

住空間の窓やドアに精通するYKK AP防犯仕様の複層ガラスを扱っています。

2枚の板ガラスの間に合成樹脂の中間膜をはさみ、熱と圧力で圧着させた合わせガラスを使用した複層ガラスは、
強風による飛来物が当たっても貫通しにくい柔軟性と強さを持ちます。

中間膜の厚さが最低0.76ミリ以上あるものが防犯上有効とされ、基準以上は『安全合わせ複層ガラス』
さらに1.56ミリ以上のものは『防災安全合わせ複層ガラス』と呼ばれます。

 

これを使った窓製品の価格は一般的な複層ガラスと比べて約1.2~1.4倍(組み立て費など除く)。

しかしそれらの装着率はYKK APの扱いのうち、わずか3%と低い。

 

YKK APの広報担当者はこう話します。

「現在、国が『住宅省エネ2023キャンペーン』を実施しており、断熱窓へのリフォーム費用が補助されます。省エネ窓を検討するなら防犯対策も、あるいは防犯に省エネ対策を併せて快適な環境づくりの検討がおすすめです」

 

キャンペーンを利用して、防犯策も兼ねてリフォームを検討するのもいいかもしれません。

 

住宅まわりの防犯対策

 

警視庁からは、家の設備の強化に加え
『近づけない』『人の目を入れる』防犯対策が有効とのアドバイスがありました。

 

侵入者の接近を抑制

 

・道路と敷地の境界線を明確にするための門扉、フェンス等を設置

・マンションはオートロックシステム等で居住者に限定した出入り制限を行い、他人の侵入を未然に防止

・脚立やポリバケツ等、侵入の足場になる可能性があるものは建物周囲に放置しない

 

監視性の確保のために

 

・夜間等において人の出入りを感知するセンサー付きライト等を設置

・植木等は剪定し、屋内から外周が、外周から敷地内が見通せる環境にする

・防犯カメラを新設する場合は、個人のプライバシーに配慮し、適正な管理と運用を。
既設の場合は、画角や機器の点検を。表示板等で稼働を明示することで、防止対策効果を向上

 

本誌では在宅中の注意事項についても紹介しています。

 

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