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どんなに英語が苦手でも、年をとっていても、ラクラク英語が身につく魔法の勉強法があります。
それが『脳科学』をフル活用する学習です。
PRESIDENTでは、ハーバード大学の脳科学者・勝見祐太さんにその方法を聞いています。
覚えやすく忘れにくい世界最強の勉強法とは

勝見さんは現在、ハーバード大学医学大学院で脳科学の研究をしていますが、
高校のころはファッションや遊びにうつつを抜かしたりして学生時代から頭がよかったとはいえなかったそう。
アメリカの大学への進学を決意したのは高校卒業してから2年後でした。
渡米を考えてからは英語を猛勉強したそうです。
高校生がする英語の勉強というとこんなことが思い浮かびます。
『教科書や参考書で勉強する』
『英文和訳と和文英訳の勉強をする』
『わからない他のが出てきたら辞書で調べる』
『とにかく単語帳を使って暗記』
しかし当時の勝見さんは、それとは真逆の方法で勉強をしていました。
『教科書や参考書ではなく、自分が興味を持てるものを教材にする』
『英語を英語で学ぶ』
『わからない単語が出てきたら飛ばす』
『インプットよりアウトプットを重視する』
こんな自己流の方法で英語に触れていたそうです。
ところがのちに心理学や脳科学を学ぶようになると、
実はこのやり方が脳科学や心理学の観点から見ても正しかったと判明しました。
脳トレより運動で頭がよくなる
勝見さんは脳科学を研究していますが、専門の一つが『加齢によって人間の脳がどう変化するか』です。
さまざまな研究の結果わかったのは
『何歳になっても脳の機能を維持・向上させることは可能である』ということ。
65歳以上であっても記憶力が20代の人と変わらない『スーパー高齢者』と呼ばれる人について研究した際、
脳を見てみると、記憶力に関する部位だけでなく、脳のあらゆる部位の構造が若く、機能も優れていました。
『スーパー高齢者』の優れた記憶力は、特殊な遺伝子によって決まるというわけではなく、
後天的に脳を鍛えてきたおかげで、年をとっても脳の若々しさを保っていられるのだという仮説が立てられました。
若いころ脳を鍛えた時期があったからなのか、あるいは高齢者になってからの生活習慣によるものなのか、
今現在でも研究中とのことですが、いずれにせよ重要なのは、自分を刺激的な生活空間に放り込むこと。
習慣的にいろいろなことを経験して、常にいい意味で刺激的な人生を送ること。
それが老後の認知機能や記憶力にポジティブな影響を与えるそうです。
何歳からでもメキメキ成長できる
『英語脳』の基礎体力の鍛え方
(1)運動をする
体を動かすことで、記憶などの認知機能に関連する脳の領域が活性化します。
(2)多様な脳の機能を刺激する
言語の使用・楽器演奏・料理などを通して、さまざまな感覚を養うことで、脳の働きが柔軟になります。
(3)新しいことに挑戦
脳神経細胞の結びつきが強くなり、脳の働きがスムーズになります。
(4)孤立しない
孤独やネガティブ感情を避けることで、認知機能の低下を予防できます。
本誌では脳を鍛える方法や、新たな視点からの英語勉強法を紹介しています。
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