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やましたひでこさんの処女作『断捨離』がベストセラーになってから10年以上。
『断捨離』は『片づけ』の合言葉のように世間に浸透しました。
とはいえ、なかなか実践できない人も多いのも事実。
自分に不要なものを手放し、家も心もすっきり軽やかに暮らすための『断捨離』。
その一歩を踏み出すには?
ゆうゆうでは、断捨離について改めてやましたひでこさんにインタビューをしています。
収納は使うべきものが出番を待つ場所
『断捨離』の提唱者、やましたひでこさんの住まいは、どこをとってもすっきり気持ちよい空間。
もちろん、テーブルの上には何ものっていないし、
食器棚の引き出しをあければお皿やカトラリーが美しく並び、
冷蔵庫の中はモノが整然として何が入っているかひと目でわかります。
窓際に並べられた茶器は美しいオブジェのようですが、ガラスのポットをさっとキッチンに持っていったやましたさん、
それを使っておいしい中国茶をふるまってくれます。
飾られた茶器は、日常的に使う道具でもあるのです。
「使うものがディズプレイになるようにしているんです。引き出しや棚は、どこをあけてもオブジェになるように。そうするとモノの量はおのずと減るんです。もちろん全部、使うもの。モノは使ってこそ生きるんです。
よく、高かったのでもったいなくて使えない、とか、壊れたらどうするの、としまい込んでいる人がいますが、壊れたっていいじゃないですか。所詮、モノ。
それにこれしかないとなったら、丁寧に使うので壊れないものです」
やましたさんにとっての収納は『モノが出番を待つ楽屋』。
「使うべきものがいつでも舞台に出られるように待機している場所です。出番のないものが入っているのは収納ではありません。でも、たいていの人は買ってしまい込んで使わずに忘れてしまう。収納がモノの墓場になっているんですね」
そしてさらにモノが増えると、それをしまう(片づける)ために、収納家具や収納グッズを買う。
「入れて隠すための収納ですよね。捨てる面倒と後ろめたさのふきだまりですよ」
かくして家の中はモノの墓場だらけに……。
「モノがあふれ、モノまみれになって暮らしている人は多いです。そしてモノが主役になっていることに気がつかない。モノを主役にするな、人=自分を主役にしなさい、と言いたい」
すっきり暮らすためにやらないこと、やめたことは?
・まとめ買い
食べ物はその日そのとき買いたいものを買う。
まとめて買ってそのまま冷蔵庫に入れて忘れる、という人も多い。
日用品のストックは1つ。
・作りおき
その日食べたいものを食べるのが基本。
食事は健康のもと。
食べ物は作りたてがおいしいに決まっているし、作りおきするのに時間をとられてしまうので。
・こまごま収納
収納はしまいやすく、取り出しやすく、美しく。
服も食器も靴もゆったりと余裕をもって入れるようにすると、おのずとモノが減る。
・ゴミ箱
ゴミ箱は数が多いほどゴミ出しの手間がかかる。
ゴミ箱はキッチンと寝室に1つずつだけ。
汚れやすいキッチンのゴミ箱は紙袋とポリ袋で代用。
本誌では、やましたひでこさんのインタビューの続きをお読みいただけます。
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