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家の中の滞りをなくし、風を通すと、自然とよいめぐりが生まれます。
すっきり暮らす方たちの家を訪ね、心掛けていることをインタビューしています。
今回は料理家・コウ静子さんのインタビューをピックアップします。
朝起きたら部屋中に風を通す
気持ちよく、風が抜けること。
それが、家を決めるにあたっての大きな条件でした。
料理家のコウ静子さんが暮らすのは、見晴らしがよく、大きな窓から青々とした木々の眺める部屋。
この窓を開け、さらに奥の部屋の窓を開けると、風が部屋中を一直線に通り抜けます。
「何より心地いいのは朝。まず両側の窓を開け、前夜の空気と今日の新しい空気をすっかり入れ替えます。さらに深呼吸で、夜間に体にたまった“濁気”を外に出し、新しい空気を体にも取り込むから、一日が始まるのです」
濁気とは、体にたまった不要なもの。
抜けていく風は、前夜から停滞した空気とともに、それらを一気に取り去ります。
意識しているのは、滞りない空間づくり。
空気によどみがなくなれば、心も体もおのずと穏やかに整います。
「わが家の収納は、基本的に扉の付いた棚にしまうかたちをとっています。ものがたくさんあると、風が気持ちよく抜けませんから。
また、視覚から必要以上の情報を入れないようにという意味もあります。これは、料理家として創作に没頭する時間をより充実させるため。空間には植物や食材以外では色のついたものを置かないのも、同じ理由ですね」
すっきりと見える家の工夫
クロスは清々しい白を

テーブルに掛けるのは、薄手の真っ白なクロス。
アイロンで無理にのばすことなく、自然でやわらかな風合いを楽しむ。
無垢な白は、季節ごとに替わる食材の色合いを一番美しく見せる色。
古い家具をアクセントに

空間に取り入れるのは、白かグレー、もしくは茶。
色味がなくても冷たい印象にならないのは、食材や植物の色。
韓国のアンティーク家具の深みある表情が、温かなアクセントになるから。
台所道具も色を抑えて

消耗品もできるだけモノトーンを選ぶ。
それは、インテリアの観点からでもあるけれど、清潔感を何より大切にしているため。
白いスポンジは食器洗いに、フライパンを洗うスポンジはグレーを。
本誌では、他にもすっきりとした暮らしをしている方達のインタビューが掲載されています。
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