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頭をフル回転し、忙しく動き回る1日を終え、夜はようやく訪れたリラックスの時間。
少しずつ蓄積された疲れを手放し、新しい明日を受け入れるためのニュートラルな私を手に入れませんか。
天然生活では、オイルマッサージで疲れを手放し、心をいやす
ファッションエディター・スタイリストの大草直子さんの夜時間を紹介します。
私がリセットする夜時間

大草さんの帰宅後の過ごし方
17時 帰宅直後、鞄の中身を玄関にしまう
ファッションに合わせてほぼ毎日使う鞄を替える大草さん。
「鞄を替えると、うっかり忘れ物をすることも多くなります。それを防ぐために、持ち歩くものは玄関の引き出しの中へ。ささやかな夜の習慣が、バタバタしがちな朝に余裕をもたらしてくれます」
翌日使う鞄が決まっているときは、しっかり中にいれて準備をすることも。
17時30分 愛猫パニータと思い切りたわむれる
4年前に迎え入れた保護猫・パニータ。
「子どもたちは以前から猫を飼いたいといいつづけていたのですが、私はずっとその気はなくて。ただ、コロナ禍のいろいろな価値観がガラッと変わったタイミングで『かたくなになる必要はないな』と思い直して」
いまではすっかり、愛猫家。
パニータをなでるひとときは、まさに至福。
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23時00分 オイルマッサージでデトックス
入浴後は、オイルマッサージを。
使うのは、自身でプロデュースしたオイルセラム、その名も『Oyasumi』。
「まずは耳の後ろからデコルテまで、触れていて気持ちのいいところをやさしく手当てするように。時間はきっちり決めませんが、この時間が長いと、『意外に今日の私は気が張っていたんだな』と自分の体調がわかります」
その日に受けた負担が浅いうちに取り切るように
自分のためだけに、時間を使う。
それはなんと贅沢なことかと大草さんは実感しています。
ファッションエディターとして常に一線に立ち、
同時に3人の子どもたちの母としての役割にも手を抜かなかったこれまでの日々。
「下の娘が中学生になり、子育てにようやくひと息ついたところです。これまでは、帰宅しても眠りにつくまでは、常に頭も体もフル回転でしたけれど、やっとじっくりと自分の気持ちと体に向き合えるようになりました」
体力には自信あり、という大草さん。
それゆえにギリギリまで無理が利いてしまうから、心がけていることがあります。
「疲れは、ためない。日々生活していれば、意識していなくても何かしらの負荷はかかっているはず。ゆっくり湯船に浸かることやマッサージ、好きなワインを飲むことで、その日に受けた負担が浅いうちに取り切るようにしています。メンタルもフィジカルも、『疲れたな』と感じないうちにケアすることが大切だと感じているんです」
さらに大切なのは、言葉。
「自分を、ちゃんとねぎらうんです。『今日も、がんばったよね』。口に出して、それを耳で受ける。頭で思うだけより、ずっとプラスの効果があると信じています」
本誌では、大草さんの夜の過ごし方に加え、他の方達の夜のリセットする時間の過ごし方が掲載されています。
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