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野菜や保存食をつくったり、シェアしたり。
支え合い、自然とともに営む暮らしからは真の豊かさとは何なのかが伝わってきます。
天然生活では、俳優の財前直見さんの暮らしの形を掲載しています。
家族や地域で支え合う
いまも昔も変わらぬ幸福の形

17年前、息子・凛太郎くんの出産を機に「女優ではなくひとりの母として、
生まれ育った自然豊かな地で子育てを楽しみたい」と大分へ移住した財前直見さん。
現在じいじこと父・絋二さん、ばあばこと母・カツ子さん、息子・凛太郎くんと仲良く暮らしながら
畑を耕し、自然の恵みを享受する生活を送っています。
「スローライフという言葉がありますが、わが家は全然スローじゃない(笑)。野菜も果物も一度にたくさん採れるので、すぐに加工したり、ご近所に配ったりと毎日忙しく過ごしています。
秋になると夜通し栗の皮を剥くこともあるんですよ。ときにはご近所から釣れたての新鮮な魚を頂くのでわが家の食卓は旬の食材だらけ。そのお陰か、じいじは84歳、ばあばは83歳ですが、ふたりとも病気もなく医者いらずです。じいじは月に4回ゴルフにも出かけているんですよ」
財前家の暮らしからは健康長寿の秘訣が伝わってきます。
生後9ヶ月から大分で育った凛太郎くんも現在17歳。
最近は祖父に習い、畑仕事を学ぶ機会も増えました。
「子どもの頃から自然が遊び場でした。やさしくて働き者のじいじには“見て学べ”という姿勢を、料理上手のばあばには“自然の恵みをむだにせず大切にいただく”ことを教えてもらっています。母が芸能人だということもふだんは忘れていますね。この環境を与えてくれた母には感謝しかないです」と凛太郎くん。
「ここでの暮らしは人間としての営み、真の幸せとは何なのかを教えてくれます。家族や地域の人たちとのつながりが強く、助け合い、分け合える。自然の力に敬意を感じ、感謝しながら生きていくことの素晴らしさを次の世代にもつないでいきたい」
心身ともに健やかな暮らしを手にした財前さんの柔らかな笑顔が印象的です。
考えてみれば、家族が一緒にいる、食べるものがある、井戸水もおいしく、電気が止まっても炭がある…。
万が一、大きな災害がああっても、財前家は日々の営みを変わらず続けていけそう。
このような生活こそ、この時代“最強”と呼べるのかもしれません。
本誌では、他にも『私流、お金をかけない楽しい暮らし』特集が掲載されています。
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