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今、密かなブームになっている『金継ぎ』をご存知ですか?
ただ、壊れた器をなおすだけじゃありません。
子供の科学では、誰でもできる、かぶれない“新うるし”を使った基本の修理方法や、
いろいろな楽しみ方を紹介しています。
金継ぎってどんなもの?
金継ぎとは、割れたり、かけたり、ヒビが入ったりした器を漆で補修し、継ぎ目を金や銀などで飾る技法です。
天然の本漆を使う金継ぎは日本の伝統工芸ですが、
漆に触れるとかぶれたり、乾燥に長い時間がかかるなど、扱うには難しさがありました。
そこで、新しい材料として開発されたのが『新うるし』。
これはウルシ科の植物から抽出された天然樹脂で、
触ってもかぶれる心配がなく、誰でも安全に作業することができます。
金継ぎのやり方

金継ぎには、かけた器をなおすもの、割れた器をなおすもの、器のヒビをなおすものなどがあります。
ここでは初心者でも扱いやすい『新うるし』を使って、簡単な欠けの金継ぎを紹介。
【材料】
新うるし、うすめ液、エポキシパテ、金粉(純金消)、カッターナイフ、細い筆、太い筆
耐水性紙ヤスリ(400~1000番)、パレット、金粉(真ちゅう粉)、マスキングテープ
【金継ぎの方法】
(1)下準備
欠けた部分をきれいに洗ってよく乾かします。
断面がザラついているとパテ(合成樹脂)がつきにくいので、できるだけきれいに整えます。
(2)パテを切って練る
カッターナイフで使う量のパテをスライスし、色のムラがなくなるまで指先でていねいに練ります。
(3)欠けに埋める
丸めたパテを欠けた部分に押し当てて埋めます。
欠けより少し厚みをつけるのがポイント。
(4)ヤスリがけ
耐水ペーパーに水をつけながら表面を磨く(粗い400→細かい1000番で仕上げ)。
少し盛り上げて滑らかに整えると金が光ります。
(5)金うるしをつくる
パレットに新うるしと金粉(真ちゅう粉)を1:1の割合で入れ、うすめ液を1~2滴たらします。
(6)筆で混ぜる
筆でゆっくり、ていねいに混ぜます。
急いで混ぜると空気が入ってしまうので、泡だてないようにそっと混ぜましょう。
(7)金うるしを塗る
乾いたパテの上に、はみ出さないように筆で金うるしを塗ります。
はみ出したらカッターナイフで削って修正します。
(8)金粉を蒔く
表面が半乾きになったら、筆で金粉(純金消)を蒔きます。
金粉(真ちゅう粉)でも可。
(9)仕上げ
半乾きになったら指で表面を軽くこすってならし、1~3日ほど自然乾燥させたら完成。
乾燥後、やわらかい布に食用オイルをつけて磨くとキラキラ輝きます。
注意
金継ぎした器は電子レンジや食洗機で使えないので注意です。
また、食器などの場合、金継ぎした部分に直接口をつけないような使い方がおすすめです。
本誌では、金継ぎのさらに詳しいコツや、写真とともにやり方をご覧いただけます。
漢字にはふりがながふってあるので、親子でお楽しみいただけます。
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