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ビジネス英語を勉強したいが、何から始めればいいのかわからない。
効率よく正しいやり方で勉強したい。
今号のpresident記事特集では、そんなお悩みをスタディサプリの人気講師・関正生氏が解決します。
ほど良く手を抜いて、1ヵ月で1000語を覚える

単語は意味と発音だけ覚えればいい英語の力を支える土台となるのが単語と熟語ですが、覚えるのに苦労してきた人も多いと思います。
その原因は3つあります。1つ目が、英単語にリアリティが持てない。2つ目が、欲張りすぎる。3つ目が、単純な回数不足。なかでも最大の原因である「英単語にリアリティが持てない」とはどういうことか。一般的にbookには「本」のほかに「予約する」という意味もある、としか説明されません。
もともとbookは「帳簿」「本」という意味です。そこから「帳簿に書き込む」「予約する」という意味に発展しました。それを踏まえてa double booking (ダブルブッキング)とは「予約がダブる(重なる)こと」と解説されれば、単語のイメージが膨らむのではないかと思います。ex-girlfriendは「元カノ」という意味です。exは「外」という意味ですが、「元」という意味も持つと教えられます。
でも実は「外」だけ覚えておけば問題ありません。
「彼女ゾーン」にいるうちは付き合っているわけですが、ゾーンの外に出た瞬間に「元カノ」になります。
このイメージとともに「外」という意味さえ覚えておけば、exの意味を自然に記憶できるはずです。
次に2つ目の原因となる「欲張りすぎる」について考えてみましょう。
欲張るとは、単語をたくさん覚えようとすることではありません。
ひとつの単語の様々な情報を同時に覚えようとする弊害で記憶に残りにくくなってしまうのです。にもかかわらず巷には、意味を羅列したり、派生語をたくさん掲載したりする単語帳があります。
それでは、単語そのものに集中できず、意味が頭に入ってこないという悪循環に陥ってしまいます。言い方を変えれば、手の抜き方を覚えれば、英単語を効率よく記憶できるようになります。
「スペルを掛けたほうがいい」「アクセントまで覚えたほうがいい」「派生語も覚えたほうがいい」…。
もちろん「したほうがいい」に越したことはありませんが、その考え方を捨て、意味を覚えることに集中しましょう。ただし、ローマ字読みなどの間違った発音で覚えるとせっかく覚えてもリスニングで通用しなくなるので、意味とセットで正しい発音を覚えることは大切です。
英単語が覚えられない3つ目の原因「単純な回数不足」です。
英単語を覚えるのは人の顔を記憶するプロセスと似ています。
気に入った店の店員に顔を覚えてもらいたいとします。6回以内で覚えてもらおうとするなら、どのくらいの頻度で店に通えばいいでしょうか。
週1回ペースでは6回目でも覚えてもらえないかもしれません。2日に1回なら2日後、1日1回なら6日後には覚えてもらえます。では、1日6回通ったらどうでしょう。確実に1日で覚えてもらえるはずです。
それは英単語も同じです。
多くの英語学習者が単語で苦労する理由は、英単語にマメに目を通さないから。
覚えるには時間と回数が必要です。覚えたい英単語を月1回しか目にしなければ、確実に忘れます。
本誌ではさらに、英文法、リーディングに関する学習ノウハウを紹介しています。
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