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共働き夫婦が約7割を占める現代において『稼ぐ妻』が世帯年収を押し上げ、存在感を増しています。
これを戦略的に捉え、「妻の稼ぎを伸ばす」ことで世帯年収を倍増させている者たちがいます。
彼らに共通するものは何なのでしょうか。
SPA!では、新時代の夫婦の戦略を解明しています。
支えるのは家計でなく妻!
大黒柱が男でなくていい理由
『妻の稼ぎを伸ばすことで世帯年収を激増させる』
そんな新しい夫婦像を採用する人たちが増え始めています。
機械メーカーに勤め、地方公務員の妻と2人の子どもと暮らす谷岡敏夫さん(仮名・51歳)もそのひとりです。
年収450万円の敏夫さんに対し、市役所で係長として働く妻は年収700万円で、夫の1.5倍以上も稼いでいますが、
それが叶うのは敏夫さんが“稼げる妻”を戦略的に支えているからです。
「部下のいない名ばかり主任でヒラ同然の私と違い、順調に昇進を重ねる妻のほうが将来性も伸び代も高いですから。5年前の春だったかな。妻が激務で有名な財務課に異動になったのをきっかけに、平日の家事・育児は任せてほしいと私から持ちかけました。PTAや三者面談といった子どもの学校行事も、半休や有休を活用しながら参加しています」
敏夫さんの1日は朝6時に始まります。
起床後は朝食の準備と洗濯、17時すぎに帰宅したら掃除に夕食の準備など、敏夫さんが家事・育児全般を担います。
そんな彼にも昇進のチャンスがなかったわけではありません。
「数年前に係長への昇進の声がかかりましたが、残業や出張が激増するのに年収ベースで約20万円アップしか望めない。妻の家事負担が増えて世帯年収が減る恐れがあったので断りました。妻から『仕事に専念できるから、キャリアアップが叶っている』と言ってもらえているので、私自身はもう出世は望んでいません」
谷岡夫妻のような共働きの形について、
「家庭の事情で女性のキャリアを途切れさせない社会の流れ、時代は確かに追い風となっている」とは、
“家族の幸せ”を経済学的な観点から研究する経済学者の山口慎太郎氏です。
山口氏の言葉通り、自分より年収が高い妻を持つ500人にアンケートを実施し、
本誌にて特集しています。
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