
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。

高かったベスト8の壁
森保一監督が選ぶのは『続投』か『勇退』か
口を固く結び、涙を浮かべる森保一監督。
試合後、会場のサポーターに深々と頭を下げ、感謝の気持ちを伝えた場面は
海外ファンからも称賛されました。
週刊ポストでは、カタールW杯のハイライトを紹介しています。
4年後はうれし涙を

まだ見ぬ“新たな景色”への挑戦が終わりました。
W杯ベスト8の期待のかかった12月6日未明、
クロアチア戦を生中継したフジテレビ系では平均世帯視聴率34.6%を記録。
ドイツ戦(NHK総合)の35.3%、コスタリカ戦(テレビ朝日系)の42.9%、
スペイン戦(フジテレビ系)22.4%につづき、深夜帯にもかかわらず歴史的な数字となりました。
一方、全64試合を無料放送するインターネットTV局『ABEMA』では
本田圭佑さんの解説が話題となり、クロアチア戦では1日の視聴者数2300万人超えの数字を叩き出しましました。

試合直後にカメラがとらえたのは、4度目の挑戦でもベスト8の壁を超えられず涙する日本代表の姿。
自らPK戦1人目のキッカーに手を挙げた南野拓実選手のシュートは
ゴール左の甘いコースでGKに阻まれました。
ユニフォームで顔を覆い、がっくりと肩を落としてしまいます。

ゴール右に流し込み、唯一PKを成功させたFW浅野拓磨選手(写真中央)も目前で潰えた8強入りに涙するしかありませんでした。
試合後、「まだまだ未熟」とのコメントを残しています。

左サイドから切り込んで幾度もチャンスを作り、スペイン戦では劇的な決勝弾を演出したMF三笘薫選手でしたが、PKは失敗に。
クールな印象に反して号泣する姿がファンの姿を打ちました。
森保監督の“去就”にも注目が集まりますが、
4年後、若きサムライたちが次々と壁をぶっ壊してくれる可能性は十分にあります。
本誌では選手たちの様子、ハイライトがたっぷり掲載されています。
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。






