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UFCデビュー戦が世界タイトル挑戦。
ブラジル人王者アレッシャンドリ・パントージャに勝負を挑みました。
MMAが世界に広まった今、あり得ないことを現実にしてしまった朝倉海。
日本でのUFCの認知度を一気に高めた立役者は完敗を喫しました。
彼の挑戦で見えた、UFCのリアルとは一体何であるのか、今号の Fight&Life(ファイト&ライフ)で紹介されています。
パントージャ戦を指導者目線から解説
何がいけなかったのか?
パントージャのリアネイキッドチョークによる一本負けに終わった朝倉海のUFC王座挑戦。
本誌では朝倉のUFC参戦決定時に話を訊いたTRIBE TOKYO MMAの長南亮代表、和術慧舟會HEARTSの大沢ケンジ代表、THE BLAKBELT JAPANの鶴屋浩代表の3人にパントージャ対朝倉戦を振り返ってもらいました。
一人目の長南代表は朝倉の戦術的な部分について言及した。
「自分の感想は解説していた扇久保博正選手・岡田遼選手ともろに一緒で、海選手はジャブがなくて飛びヒザ、ハイキック、ヒザ蹴り……いきなり大きい攻撃を当てに行き過ぎている気がしました。
特にヒザ蹴りは海選手の得意技で、パントージャ陣営に一番警戒されていた技にも関わらず、それを狙い過ぎていたな、と。
かつパントージャの組みをすごく警戒するあまり、逆にパンチの被弾も多いなっていう。
技術的には、選手を抱えている指導者目線から行くと、少しやり方を失敗していたのかなと思います。
自分は勝敗予想が好きじゃないんですけど、かなりパントージャ有利だと思っていて、もう少し爪痕を残すことを期待していました。
例えばケージ際で中途半端にバックを取られた状態の時、解説も金網を背にしないとダメだと言っていたじゃないですか。
あそこでそれをやっていればバックから逃げられていたかもしれない。立ち上がりの動きは良かったと思いますが、基本的にバックコントロールされてからの対処というのはパントージャにされるがままになっちゃいましたよね。
彼の練習を見ていないから分かりませんが、最悪のポジションになった場合の回避の練習が少なかったのかなと感じました。
(ひざ蹴りについて)当たってはいましたが、パントージャはひざ蹴りが来るものだと思っているから、それに対しての対策は確実に練っていますよね。
だからこそ、いきなりヒザを狙いすぎたのがもったいないなっていう。
せっかく海選手はリーチで勝っているので、ジャブで距離を測って簡単に入らせない戦い方も出来たのに大きい一発狙いでだったから、逆にパントージャはパンチを振りながら入っていくのは結構楽だったと思います」
本誌ではさらに、大沢ケンジ代表、鶴屋浩代表が振り返る朝倉戦をご覧いただけます。
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