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昨年、プロ17年目で日本ツアーにおけるプロ20勝目を挙げ、改めてその存在感を示した石川遼選手。
週刊ゴルフダイジェストでは、「変化」「言葉」「世界」、3つのキーワードを交えながら、今の率直な思いをインタビューしています。
自分の魂と体がある限りチャレンジできる

常に変化しながら進化してきたように見える石川選手。
「変化」というものをどう考えるのでしょうか。
また、変化を怖いと思ったことはあるのでしょうか。
「ないですね。変わらないということのほうが難しいと思っています。
たとえばすごく調子がいいときがあると、人って多分、それをなるべく長く維持したいと思うはずです。何も変えたくないという感覚。でも、絶好調が続く人っていない。何かが変わってしまう。自分では何も変えていないつもりでも、先週と何か違うということがつきもの。その、変わらないようにしようと努力することがすごくストレスになるんです。
『変化』という意味は、自分から変わっていこうとすることで、それに対しての怖さですよね。すると自分のベースのなかでは、変わらないことを維持すること自体がすごく難しいと思う。
僕は『よりよく』という感覚なんです。『よい』状態をずっと続けられるという思いは、過言や傲慢さにつながっていくと思います。謙虚さを失うというか、ゴルフに対してのリスペクトを失いがちかなと思う。
僕は常にどうしたら上手くなれるんだろうかと考えています。変化というのは、自らの殻を破るという意味合いだと思うんです。そして僕は、そこに対しての覚悟は持っているつもりです」
昨年末、「変化」についての同じ質問を松山英樹選手にしたとき、石川選手の名前を出して
「僕は“やり切らない”から怖いとは思わないんでしょうね。一番身近な存在だと(石川)遼は“やり切る”じゃないですか。あそこまでいけば怖いと思うことも出てくるかもしれない」
と説明してくれました。
「英樹のなかでは、かなり自分自身を変えたこともあるはずです。今もやっていると思いますし。でもやっぱりすごいのは、アメリカで上に行くためにはこれが必要だという探知能力と判断能力。僕はベクトルが違うほうに向きましたから。
日本の高麗芝とアメリカのベント芝ではアメリカのほうが沈みやすいので、アイアンは特にライがあまりよくない状態からスタートすることが多い。日本で洋芝のフェアウェイはダンロップフェニックスが一番有名ですけど、僕だとああいうコースでコンタクトすることに対してちょっと集中力を持っていかれるんです。
でも英樹はもう歴が長いので、それをものともせず打てる。彼のなかで打ち方を試行錯誤して作り上げていった。フェードのほうが出やすいアメリカの芝で、ドローはこう打つんだなということもあったはず。
英樹は完成に近かったものをさらに完成度を高めていく。その円を崩さずにどんどん大きくしていく感じ。アプローチの打ち方もそうで、先輩たちのアドバイスがあったにせよ、自分がどうやるかをしっかり持っている。最終的にはそこが肝心なので、すごいなと思います」
石川遼選手のインタビューの続きは本誌にてお読みいただけます。
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