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旅することを我慢していた切ない日々を過ごしながら、
幾度となく憧れの街・パリを歩くことを夢みていたことでしょうか。
この2~3年の間にできた新名所を訪れたり、ビストロやカフェでワインと温かいお皿でお腹を満たしたり。
モードの都はヴィンテージショップにも行きたいところ。

美術館、劇場、スパやホテルでもじっくり味わう時間を過ごす…
世界が恋する街、パリを旅しましょう!
フィガロジャポンで特集されている『世界が恋する街、パリ最新ガイド』を紹介します。
フランスの知性と出会いに

国立図書館、国立美術史研究所図書館
@パレ・ロワイヤル
ルイ14世の宰相マザラン卿の住まいだった館に、王立図書館が居を構えたのは1721年のこと。
以来3世紀にわたって、出版される書物を1冊ずつ納品させ、周囲の建物を吸収しながら
国立図書館(BNF)は膨大な蔵書を保管してきました。
長い間一般に閉じられていたこのBNF発祥の地が、12年に及ぶ改修工事を経て再オープン。
往時の荘厳な姿を取り戻したばかりか、開かれた文化施設に生まれ変わってパリっ子を喜ばせています。
新生BNFの象徴はサル・オーヴァル(楕円の間)。
約30×40メートルの楕円、天井高18メートルという圧倒的な空間が、
誰もが無料で利用できる開架閲覧室になりました。
部屋をぐるりと囲む書棚には、2万冊を要する書籍が並びます。
とりわけ、フランスの誇るバンド・デシネ9000冊が自由に手に取れるのもうれしいニュースです。
また、銀に輝く螺旋階段を上がって美術館に向かえば、歴代国王のコレクションに起源を持つBNFの所蔵品常設展を見学できます。
古代ローマ時代のオブジェから、地図、版画、貨幣やメダルまでの作品はもちろんですが、
壮麗に修復された歴史空間にも注目。
見事な天井画と金箔の施された17世紀バロックのギャルリー・マザランには、ことに希少な作品が展示されています。
複数の建物が融合し、リシュリュー・サイトと呼ばれるこの場所には
BNFのほかに、国立美術史研究所(INHA)と国立古文書学校の図書館も同居。
なかでも、19世紀半ばに造られ、パリでもっとも美しい図書室の美術史関連コレクションを誇るINHAの閲覧室。
アートファンなら、憧れの1冊を手に、ここに座って贅沢な時間を過ごしたいですね。
本誌ではパリでいま訪れるべき5大新名所が紹介されています。
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