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幾度も訪ねているはずなのに、また旅したくなるのはなぜでしょう。
ここにしかない歴史、風景、文化……。
年を重ねるほど、その圧倒的な風格に一層惹かれるようになります。
次に京都に行くなら、どこを訪れますか?
今号のクロワッサンでは、この春ならではの京都の名所を案内しています。
華やかさもひときわに京に春を告げる風物詩

華やかなる舞台で巡る京の名所と四季『都をどり』
京都の花街のひとつ、祇園甲部。
「都をどりはヨーイヤサー」の掛け声で祇園甲部歌舞練場にて幕を開ける都をどりは、芸舞妓が総出で華やかに魅せる春の舞台です。
明治5年(1872年)、日本初の博覧会の余興として始まり、昨年150回の節目を迎えました。
揃いの青い衣装を纏った芸舞妓が、左右の花道からすーっと流れるように登場すれば、たちまち雅な世界へと誘われます。
2025年の演題は『都風情四季彩』。
今年の恵方、西南西にある梅宮大社の梅の花見から始まり、尼門跡寺院の宝鏡寺での雛遊び、牛若丸と弁慶の五条橋での出会いと、京都の四季を巡りながら全八景が繰り広げられます。
観覧権は茶券付きをぜひ。
持ち帰れるつなぎ団子が書かれた菓子皿もうれしいお土産です。
京の味を堪能する出汁香る一杯『ぎをん権兵衛』
創業は昭和2年(1927年)。
南座の舞台に上がる役者から芸舞妓、旦那衆と広く愛されてきた老舗です。
厚削りと薄削りの宗田節、鯖節、いわし節、うるめいわし節に羅臼昆布を贅沢に使った濃い出汁が味の決め手です。
炊かずに刻んだ揚げと九条葱と生姜をのせたきつねうどん(きざみ 1100円 ※2025年3月時点)や、朝じめの鶏肉を炊いた出汁で卵をとじた親子丼(1800円 ※2025年3月時点)と、それぞれにファンがいるのも納得の味わい。
ハイカラな花街のセンスを今に『COFFEE Cattleya』
祇園で80年にわたり愛されてきた喫茶店が、新たな店主を迎えスタイルを一新。
とはいえイタリアから直輸入した大理石のカウンターや明治時代のステンドグラスなど、細部まで意匠を凝らした趣はそのままに。
本日のコーヒー(660円 ※2025年3月時点)は福岡『コーヒーカウンティ』のシングルオリジンの中煎りや深煎り、本日のケーキ(660円 ※2025年3月時点)はワインバー『ヴィオロン』製と、今の空気を纏った老舗の誕生です。
ミニマルさが引き出す革の魅力『緙室 sen』
レザーデザイナーの千原けい子さんは、かつてイタリアで出合った革の手触りと職人の物語に惹かれ、革の世界の扉を開きました。
以来、上質で希少な革を世界各地で手に入れ、職人と共に作品とも言えるアイテムに仕立ててきました。
触れずとも上質さが伝わる革に魅了される空間です。
茶箱バッグ9万1300円、希少な革を使ったものは16万5000円(※2025年3月時点)。
カーフ革の鮫小紋バッグは9万1300円(※2025年3月時点)です。
本誌では、他にも今訪れたい京都のスポットが紹介されています。
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