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今号の男の隠れ家特集では、車旅で、一気に城を巡り、地元の旨いものを食して男の旅を充実させるプランを提案!
~東海道名城ルート~
小田原城スタート→名古屋城フィニッシュ
天守閣が復元されている城を多く訪ねることができるのが東海道の魅力。
主に徳川家康に関わる城が多いのは、彼が三河国(現・愛知県東部)岡崎出身であったから。その岡崎城も天守閣が復元されている。
東京から進むとまずは後北条氏の居城として有名な小田原城を越えて静岡県へ。
車中泊は静岡県内なら海や湖に近い場所での宿泊が楽しめる。朝は海産物もお勧めだ。
名古屋に着いたらたくさんのグルメがあるが、やはり城攻めを頑張ったご褒美としてひつまぶしをいただきたい。精力をつけたら自宅までもうひとっ走り。
<グルメ> ひつまぶし
明治、大正の頃より名古屋で広まった郷土料理。
ネギや海苔などの薬味のほか、出汁やお茶が添えられ、最後にはお茶漬けにして食すのが定番。
・あつた蓬莱軒 本店(名古屋市熱田区)
~四国一周で堪能~
現存天守のフルコース

丸亀城(香川県)スタート→高知城フィニッシュ
じつは四国を回るだけで現存天守12城のうちの3分の1、つまり4つも一気に攻略できる。
とはいえ、四国も広い。ゆっくり城を見て回るのであれば2泊するのもありだろう。
RVパークをうまく活用すれば、当日に「もう一泊」というのもホテルや旅館を取るよりも気軽にできる。
食事は香川県内であればやはりうどんだろう。手軽でコストパフォーマンスも良い。
さらに愛媛の名物じゃこ天は食材としても小腹が空いたときに便利でおいしい。道中でぜひ手にいれよう。
<グルメ> じゃこ天
愛媛特産の練り物。
そのままでは売り物にならない「雑魚(ざこ)」を活用したということに由来。
現在は「ほたるじゃこ」を主原料に、そのままでも美味しいが、軽く炙ると美味しさが増す。
うどんやパスタなど活用もしやすい。
・安岡蒲鉾本社 工場店
~九州~
純度高めの城巡り旅

全国のRVパークの中で2つだけ城の敷地内に泊まれる場所がある。それが長崎県の島原城と大分県の岡城だ。
このプランはその2城をつないで名城を回る2泊3日の行程だ。九州の多種多様な地域色を反映して海沿いの城から山城まで。
とくに見学したいのは、やはり天下に名城の名を轟かす熊本城だ。その威容は遠景で見るだけではもったいない。また、熊本城下は食べるものも豊富だ。
辛子蓮根、いきなり団子などもあるが、ここは馬肉を食してドライブのための英気を養いたい。
<グルメ> 馬刺し
全国でも有数の馬肉の生産地である熊本県。
一般的には明治時代から徐々に広まり、戦後に浸透したとされる。
おろし生姜やにんにく、玉ネギなどを添えて甘口醤油で食べる。
・菅乃屋(熊本市中央区)
本誌ではさらに、北海道「戊辰戦争の終結を巡る」、近畿「古来の要所!琵琶湖城巡り」を紹介しています。
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