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今年の夏旅行に東北地方の温泉はいがですか?
仙台・宮城・東北の情報満載の『Kappo 仙台闊歩』では温泉を特集。
今回は東北の名湯をピックアップしました。
温泉には、さまざまなちからがあります。
効能のある泉質やリラックス効果など、温泉そのものの力。
地熱や豊富な湯量、ロケーションから感じる大地の力。
湯治文化や温泉街による経済・文化・歴史を支える力。
そして何よりも人を惹きつける力があります。
ぜひ飲んでみたい温泉の湯

白石湯沢温泉 旅館 やくせん
自ら木を伐り、石を組み、仲間たちと造りあげた『旅館 やくせん』。
柱や梁の太さ、木目の美しさに手仕事の剛健が滲みます。
今ではナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉と呼ばれる含石膏芒硝泉は、入ればリウマチや神経痛、美肌、腰痛などに効能が期待されるつるみのある湯。
ゆっくりと入ればいつまでもぬくもっています。
飲泉場にて無色透明のそれを口に含めば、ごく僅かな苦みと酸味を舌に覚えますが、これがカルシウム豊富さの証です。
喉越しは素直で、飲んでしばらくすると胃がぽかぽかするような感覚が訪れます。
飲泉は無色透明、ほんのりとしたあたたかさ。16歳以上、1日380ml以内を推奨。
蔵王町 鎌倉温泉
村田ICから蔵王方面に車で約10分。
山間の道を抜け、視界が開けたところから川べりに降りていくと見える、赤い屋根の建物が『鎌倉温泉』です。
肌さわりのやわらかい、つるつるした湯。
内湯のみですが大きい窓から陽の光が差し込み、開放感があります。
日帰りの休憩もできる客室は、大正時代に建てられた湯治宿をそのまま残し、昭和に増築した趣ある風情。平安に始まる湯と、時代を映す建物。
息づく歴史が、鎌倉温泉を特別な場所にしています。
湯治場の面影が残る一軒宿。水道が通っておらず、飲料水は温泉を中和・殺菌して確保しているそう。
ミルキーブルーに美しく変化する湯

山形県山形市 蔵王プラザホテル
蔵王温泉には5つの源泉群とそこから枝分かれした47もの源泉から毎分5700ℓという豊かな湯が噴出していますが、それぞれ少しずつ泉質が異なるのも魅力。
中でも『蔵王プラザホテル』の湯は、「梅干しよりも酸っぱい」と称される酸性・含硫黄ーアルミニウムー硫黄・塩化物温泉(強酸性明礬緑礬泉)。
肌をとろりと溶かすような感触とぴりぴりとした刺激は極上の湯ざわり。
湯口からあふれる湯は無色透明。
豊富な硫化水素が空気中の酸素と反応して硫黄化合物が生成され、ミルキーブルーへと美しく変化します。
山形県大蔵村 湯宿 元河原湯
『元河原湯』は、温泉街のにぎわいから少し離れた、川沿いに面しています。
玄関をくぐれば、木のぬくもりと季節の設えがお出迎え。
湯は、赤みがかった濁りのある自家源泉「元河原湯源泉」。
ぬるめの湯に身をゆだねれば、じんわりと汗がにじみ、身体の芯がほどけていくのを感じます。
展望風呂では、元河原湯温泉と肘折5号源泉を絶妙な配合で注いでいます。
このまったりとした濁り湯にするために、専任の湯守がいるほどです。
どの温泉も一度は入ってみたいですね。どんなお湯なのか…、と思った方は、ぜひ本誌で場所などの詳細をご確認くださいね。
本誌では他にも、『初夏の宮城旅』や『宮城で見つけた生産者たち』などを紹介されています。
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