秋の奈良で歴史と美を堪能!“限定公開”正倉院宝物が語る古代日本の魅力とは

  • 更新日
  • 有効期限 2025.10.14

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。

 

 

2024-10-04 発売号 (2024年11月号)

 

 

暑すぎる夏から、お出かけしやすい秋へ…。
今年の秋の旅行はお決まりですか?
Discover Japan(ディスカバージャパン)では、正倉院を特集。
この秋、正倉院宝物を見に行く旅はいかがでしょう?

 

毎年秋に約2週間の期間限定で開催される正倉院展
正倉院宝物の歴史をはじめ、1300年の時を経ても色褪せない意匠のルーツを知ることで、より深く展示を楽しめます。

 

正倉院とは?

 

「正倉院宝物の誕生を語る上で、聖武天皇のご遺愛品は外せません」

そう教えてくれたのは、奈良国立博物館・主任研究員の三本周作さん。

 

そもそも正倉院とは、奈良・平安時代の官庁や大寺に建てられた、重要物品を納める倉庫がたち並ぶ一角を指す総称。
しかし、現存するのは東大寺付属の正倉1棟のみであり、今日でこれが正倉院の代名詞のようなかたちになっています。

 

そんな正倉院に眠る宝物の起源は奈良時代

 

756年に聖武天皇が亡くなると、后である光明皇后は、天皇が愛用していた品々などを東大寺の大仏に献納
間もなくして東大寺の正倉に納められました。

 

その後も東大寺ゆかりの仏具などが追加され、「正倉院宝物」として現代にまで残っているのです。

 

異国情緒あふれる宝物の意匠は当時の最先端で、平安時代以降にもたびたび参照されるなど、後の日本のものづくりの土台にもなっています。

 

期間限定で宝物を公開!!

 

 

※【記事公開時:2025年度は、10/25(土)~11/10(月)で開催】

 

年に一度、全宝物の点検が行われていますが、例年この期間中に「正倉院展」が開催されています。

 

「初開催は終戦翌年の1946(昭和21)年。自国の素晴らしい文化を国民に示し、敗戦で疲弊する人々を奮起させるといった復興の役割もあったようです」

 

2024年は初出陳が11件と見どころも多いが、中でも『深緑瑠璃魚形・残緑瑠璃魚形』などのガラス製品に注目したい。

 

それぞれ本物に加えて再現模造もお披露目されますが、「単なるレプリカではなく、深い意味が込められています」と強く語る三本さん。

 

「模造するにあたっては、宝物の実物を詳しく調査するところからはじまり、そこから奈良時代の技術や材料が判明します。制作には、当時の素材に限りなく違い材料が選ばれるほか、古代の道具を再現して使うこともあります」

 

と、調査成果に基づき一流の職人が忠実に再現する模造品の制作には、伝統技術を後世に伝えるといった側面も大きいのです。

 

 

聖武天皇が愛でた品々など、正倉院に納められている宝物の写真も掲載されていますので、ぜひ本誌の続きをご確認ください。

 


 

本誌では他にも、「京都」について特集。旅の名所などを紹介されています。

 

毎月、素敵な発見ができる!定期購読なら最大17%オフ!

お得なキャンペーンを実施中!
Discover Japanを定期購読なら最大 17%OFFでお届けします。

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。