[特集]
校庭に息づく芝生の今
増える芝生校庭と管理体制の課題
The Lawn is living on the school grounds.

　１９９０年代に入り、環境問題の面からも急速に「芝生の校庭」が
注目をされるようになってきた。ただし、子供たちがのびのびと遊ぶ
ことができるという反面、芝生は非常にデリケートな植物であるために、
維持管理を怠ればすぐにかれてしまうことからか、なかなか全国に普及が
進んでいない。本特集では、より良好な芝生校庭の増加のために、導入の
際の検討項目、校庭に適した造成、維持管理方法、先例の各学校の取り組み
などを紹介する。

　校庭芝生化の流れと近年の動向
　　　　　　　　　日本大学生物資源科学部　　　　　　専任講師　藤崎 健一郎
　校庭の芝生化に適した芝種と維持管理方法
　　財団法人日本体育施設協会屋外体育施設部会　鬼原　久和


　　　　【事例】
　　　　　　音威子府村立音威子府小学校（北海道）
　　　　　　品川区立八潮北小学校（東京都）
　　　　　　横浜市立根岸中学校（神奈川県）
　　　　　　相模原市立田名北小学校（神奈川県）
　　　　　　大阪市立清江小学校（大阪府）
　　　　　　明石市立二見北幼稚園（兵庫県）
　　　　　　安芸高田市立美土里小学校（広島県）
　　　　　　指宿市立池田小学校（鹿児島県）
　　　　　　鳥取県立倉吉養護学校（鳥取県）

［新連載］指定管理者制度の現状と課題
The Present situation and the problem of “Designated Maneger’S System in Public Sports Facilities.”

公共施設の管理運営業務を公共団体以外の団体でも直接行うことを可能とした“指定管理者制度”。現在、２０００６年度当初からの指定管理者制度導入に向けて“公募ラッシュ”が続いている。しかし、採算性、サービス性などまだまだ懸案要素がたくさんあるのが現状である。
２００６年の連載では、指定管理者制度をめぐるさまざまな課題について取り上げ、今後を展望していく。
　　　　　
　指定管理者制度の創設から現在まで　導入期からの流れと見えてきた課題
　　　　　　　　　　　　　　　　　　～　財団法人日本体育施設協会　副会長　池田　熈

Ｎｅｗ Ｆａｃｅ　登場
　　　　　フクダ電子アリーナ（千葉県）
　　　　　浪速スポーツセンター・浪速屋内プール（大阪府）


［２００６年新春のご挨拶］

　　　　　全国体育施設協会会長年頭の挨拶
　　　　　日本体育施設協会特別会員メッセージ

［隔月連載］

　　　　　文学に見るスポール
　　　　　　　「『混沌からの出発」道教に学ぶ人間学
　　　　　原田ゼミのスポーツビジネス入門
　　　　　　　スポーツビジネスの視点から見たオリンピック誘致②
　　　　　　　　・ロンドン２０１２の招致活動
　　　　　　　　・都市をマーケティングするという考え方
　　　　　　　　・魅力的な開催計画
　　　　　　　　・パラリンピックの事業展開

［Column］

　　　　熱闘シネマ宣言「逆境ナイン」
　　　　TODAY　日本一・ロッテと球団史上最多敗戦・巨人の差

［フロントライン］

　　　　経験を生かし大規模施設初の指定管理者に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シミズオクト

［Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ］

　　　　News　Plaza
　　　　日本体育施設協会だより
　　　　ノーサイド Editionｓ’ Corner
　　　　体育施設出版販売書籍案内
　　　　今月号の掲載施設アドレス
　　　　奥付＆次号予告

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