[特集]
高齢者のための運動指導者養成
A lot of organization are training leaders to exercise for the elderly.

　　少子高齢化が進み、平均寿命が延びる傾向には今後も変化がない
　　とみられており、高齢者がすごしやすい環境作りや健康対策は
　　さらに、重要になっていくものと考えられている。
　　中でも、高齢者の筋力トレーニングが各地で実施されるように
　　なり、高齢者が運動することの有効性が認識されるようになった。
　　介護保険制度の改正によって高齢者が運動をする機会がますます
　　増えるため、これからは運動指導をする人材養成という問題が
　　重要になってくると思われる。高齢者への運動指導者は、運動理論
　　や高齢者への注意点などをしっかりと把握していることは当然として
　　運動が習慣づけられていない人にも楽しく運動が出来るようにサポート
　　をし、自発的に運動に取り組むよう促す指導力も求められる。
　　ここでは、高齢者をとりまく環境や、運動をすることの有効性について
　　解説をした上で、実際に指導者を養成している団体の事例・資格を紹介する。

　　　　【事例】
　　　　　　高齢者体力つくり支援士（体力つくり指導協会）
　　　　　　千葉県健康生活コーディネーター（千葉県）
　　　　　　介護予防（主任）運動指導員（東京都高齢者研究・福祉振興財団）
　　　　　　高齢者のための運動支援リーター（東北福祉大学予防福祉健康増進センター）
　　　　　　介護予防運動指導員（日本針灸師会）
　　　　　　要介護予防運動指導者（日本スポーツクラブ協会）
　　　　　　介護予防運動トレーナー（メディカル・フィットネス協会）
　　　　　　高齢者介護予防筋力向上トレーニング指導者（オハヨウ）
　　　　　　健康支援トレーナー（健康医科学協会）
　　　　　　高齢者運動指導士（コーチズ）
　　　　　　介護予防トレーナー（シダー）
　　　　　　介護予防指導士（日本介護予防協会）
　　　　　　転倒予防運動指導者普及員・転倒予防運動指導士（日本転倒予防運動指導協会）
　　　　
　　総論１ 介護保険制度の施行に伴う高齢者体力つくり支援策のパラダイムシフト
　　総論２　 高齢者における運動の有効性と運動指導の基本的考え方


スポーツキャンプ誘致で地域活性化
Jリーグ春季キャンプ開催地ラインアップ
The Venue of a traning camp of J league team.

　　　　１４シーズンに突入するJリーグ。オフシーズンとなる１月～２月にかけて各チームで
　　　　毎年春季キャンプが行われ、複数年にわたってキャンプ地となる地域も増えてきた。
　　　　施設整備の促進や、クラブとの交流による地域スポーツの振興、キャンプ運営を円滑に
　　　　進める人材育成などＪリーグを初めとしたプロスポーツチームのキャンプ誘致は地域を
　　　　活性させる有用なソフトとして非常に大きな求心力を持つようになっている。
　　　 本特集では、Ｊリーグチームのキャンプ開催実績の豊富な７地域における、キャンプ誘致
　　　　に対する考え方や方針、拠点となる施設概要やキャンプ開催地としてのメリットなどを
　　　　紹介する。
　　　
　　　【時之栖スポーツセンター】（静岡県裾野市・御殿場市）
　　　【清水ナショナルトレーニングセンター】（静岡県静岡市）
　　　【高知県立春野総合運動公園】（高知県吾川郡春野町）
　　　【宮崎県総合運動公園・シーガイア周辺】（宮崎県）
　　　【錦原運動公園サッカー場、綾てるは文化公園内サッカー場】（宮崎県東諸県郡綾町）
　　　【鹿児島県立鴨池陸上競技場】（鹿児島県)
　　　【国分運動公園】（鹿児島県霧島市）


Ｎｅｗ Ｆａｃｅ　登場
　　　　アクアリンクちば（千葉県）
　　　　松山中央公園プール【アクアパレットまつやま】（愛媛県）

［ＴＯＰＩＣ］
　　　東京ビッグトーク　【スポーツと都市】を開催
　　　　
　　　　１月３１日、東京都庁第一庁舎にて開催された東京ビッグトーク～石原慎太郎都知事と
　　　　議論する会が開催された。

[新連載］指定管理者制度の現状と課題
The Present situation and the problem of “Designated Maneger’S System in Public Sports Facilities.”

　　　　　公共施設の管理運営業務を公共団体以外の団体でも直接行うことを可能とした
　　　　　“指定管理者制度”。
　　　　　現在、２０００６年度当初からの指定管理者制度導入に向けて“公募ラッシュ”が
　　　　　続いている。
　　　　　しかし、採算性、サービス性などまだまだ懸案要素がたくさんあるのが現状である。
　　　　　２００６年の連載では、指定管理者制度をめぐるさまざまな課題について取り上げ、
　　　　　今後を展望していく。
　　　　　　　vol.３　　非公募による選定
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～　財団法人日本体育施設協会　副会長　池田　熈


［隔月連載］

　　　文学に見るスポール
　　　　　　「『混沌』からの出発道教に学ぶ人間学」その③
　　　原田ゼミのスポーツビジネス入門
　　　　　　スポーツビジネスの視点から見たオリンピック誘致③
　　　　　　　・巨大イベントを迎える都市の規模
　　　　　　　・パリの精密な計画
　　　　　　　・２０１６年五輪開催都市決定は２００９年夏
　　　　　　　・シティ・レピュテーションのマーケティング

［Column］

　　　　熱闘シネマ宣言「ミリオンダラー・ベイビー」
　　　　TODAY　WBCはホントに世界最強国を決める大会か！？

［Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ］

　　　News　Plaza
　　　日本体育施設協会だより
　　　ノーサイド Editionｓ’ Corner
　　　体育施設出版販売書籍案内
　　　今月号の掲載施設アドレス/２００６年展示会スケジュール
　　　奥付＆次号予告

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