自己責任と自助でこわされる賃金・労働・社会 目次
第1章〝自己責任〟をキーワードに賃金を考えあう
―賃金が安い!? それはあなたの責任でしょ―
その1 賃金は〝個人の問題〟〝個人の成績〟とされ、賃金を削り取るさまざまな手口となる
その2 同一労働同一賃金でも格差は〝当然〟
その3 人事評価で〝自分の責任だから〟と納得させられる
その4 正社員・限定正社員・在宅勤務・テレワーク
その5 賃金も雇用も自己責任ではない
第2章〝自己責任〟をキーワードに働き方を考えあう
―残業? 長時間労働? それは自分で考えることでしょ―
その1 残業するな、年休を取れ でも働き方は自己責任で
その2 「業務の見直し」などの〝ムダ排除〟で生産性向上
その3 AI化などで雇用不安をあおり、一人ひとりに生き残りを強いる
その4 言うがままではダメ 職場での会話からはじめよう
第3章 自己責任論と自助の社会を考えあう
―自助・自立が当然の社会で起きていること―
その1 社会保障・医療が削られ、「自助」「共助」が強調されている
その2 自民党政治が社会保障と医療を壊してきた
その3 分断され、対立させられ、バッシングが起きている
その4 防災も「自分の命は自分で守る」が〝当然〟になっている
その5 「国民の責務」が強調される政治
その6 〝自己責任〟〝自助〟の社会を見直す 見方と取り組み
商品情報・内容
- 出版社:労働大学出版センター
- 発行間隔:既刊
■
今日、さまざまな場面で自己責任が求められます。今度の首相も「自助」「共助」の次に「公助」がくると唱えます。そこに、がんばることさえできない人はいません。 私たちはどうでしょう。この賃金ではくらせない! 忙しくて休めない! と文句を言いつつも、「みんな我慢している」と受け入れてきたのでは。 賃上げや働き方の見直しが政治や企業の側から求められる今日、自己責任論をベースに賃金、労働時間、社会保障の分野で改悪がすすんでいます。本書では、そのことがもたらす現実から、だれもが安心してくらせるようになるには何が必要なのかを考えてみました。
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