形成外科 64-13 (発売日2021年10月03日) 表紙
  • 雑誌:形成外科
  • 出版社:克誠堂出版
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月13日
  • サイズ:B5
  • 参考価格:3,300円
形成外科 64-13 (発売日2021年10月03日) 表紙
  • 雑誌:形成外科
  • 出版社:克誠堂出版
  • 発行間隔:月刊
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  • サイズ:B5
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形成外科 64-13 (発売日2021年10月03日)

克誠堂出版
形成外科 第64巻増刊号
形成外科専攻医への推奨論文166選
―原典に触れる―

Chapter.1 形成外科医なら読んでおきたい! 113選
 (1)形成外科エキスパート別の推薦論文50選
01.植皮(1)基礎
■耳介...

形成外科 64-13 (発売日2021年10月03日)

克誠堂出版
形成外科 第64巻増刊号
形成外科専攻医への推奨論文166選
―原典に触れる―

Chapter.1 形成外科医なら読んでおきたい! 113選
 (1)形成外科エキスパート別の推薦論文50選
01.植皮(1)基礎
■耳介...

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形成外科学の進歩と共に歩む臨床専門誌

形成外科 64-13 (発売日2021年10月03日) の目次

形成外科 第64巻増刊号
形成外科専攻医への推奨論文166選
―原典に触れる―

Chapter.1 形成外科医なら読んでおきたい! 113選
 (1)形成外科エキスパート別の推薦論文50選
01.植皮(1)基礎
■耳介真皮の血行を究めた(阪大形成外科 国際医療福祉大学医学部形成外科学 松﨑恭一) S 2
02.植皮(2)臨床
■皮弁に劣らぬ質感で一世を風靡した“含皮下血管網全層植皮術”(金沢医科大学形成外科 岸邊美幸) S 3
03.皮弁(1)基礎
■皮膚血管解剖領域(アンジオソーム)と穿通枝の臨床血行領域―皮弁血行理論とデザインの進歩―(埼玉医科大学総合医療センター形成外科・美容外科 三鍋俊春) S 4
04.皮弁(2)臨床
■穿通枝皮弁が登場する前夜における皮弁血行分類の決定版(徳島大学大学院医歯薬学研究部形成外科学 橋本一郎) S 5
05.顔面骨骨折(1)基礎
■顔面骨骨折治療におけるバットレス再構成の重要性を提唱(藤田医科大学病院形成外科 奥本隆行) S 6
06.顔面骨骨折(2)臨床
■頬骨骨折へのGillies-Kilnerアプローチ (兵庫医科大学形成外科 西本 聡) S 7
07.クラニオ(1)基礎
■頭蓋縫合早期癒合症の形態形成メカニズムの一仮説 ―頭蓋縫合早期癒合症の真実をつかむのは誰か―(慶應義塾大学医学部形成外科 坂本好昭) S 8
08.クラニオ(2)臨床
■Craniofacial surgeryの合併症に対する分析―8,101例の解析―(大阪市立総合医療センター形成外科 今井啓介
) S 9
09.顎変形(1)基礎
■下顎枝を矢状分割する本術式は下顎骨変形に適応できる優れた術式として下顎骨骨切り術の原点となった(東京慈恵会医科大学形成外科学講座 宮脇剛司) S 10
10.顎変形(2)臨床
■もう1 つの矢状分割骨切り術変法―short split法―(金沢医科大学形成外科 山下昌信) S 11
11.口唇裂
■Rotation-advancement法ひらめきの瞬間―うたた寝から目が覚めたら片側唇裂の写真が斜めに―(昭和大学 土佐泰祥) S 12
12.口蓋裂
■Z形成を表裏で逆方向に行うと何ができるのか?(信州大学医学部形成再建外科学教室 杠 俊介) S 13
13.頭頸部再建(1)上顎
■再建外科の共通言語は欠損から―多すぎる上顎欠損分類―(埼玉医科大学国際医療センター形成外科 去川俊二) S 14
14.頭頸部再建(2)下顎
■腓骨皮弁は下顎再建に用いられるまで,なぜ14年を要したのか?(がん・感染症センター都立駒込病院形成再建外科 寺尾保信) S 15
15.頭頸部再建(3)下咽頭・頸部食道
■世界初の遊離空腸移植―動物実験からFirst in Humanに至るまで―(岩手医科大学形成外科 櫻庭 実) S 16
16.四肢の再建
■不自由な皮弁―cross-leg flap―(浜松医科大学形成外科 中川雅裕) S 17
17.乳房再建(1)インプラント
■エキスパンダーとインプラントによる乳房再建の原典―40年前にすべての要点を記述―(聖マリアンナ医科大学形成外科 梶川明義) S 18
18.乳房再建(2)皮弁
■横軸腹直筋(TRAM)皮弁のzone分類―真の開発者は誰か―(大阪大学医学部形成外科 冨田興一) S 19
19.乳房再建(3)脂肪注入
■乳房への脂肪注入移植術の安全性と有効性(亀田総合病院乳腺科 淺野裕子) S 20
20.マイクロサージャリー(1)血管
■手術用顕微鏡がなかった時代の腸管移植(東京女子医科大学形成外科 櫻井裕之) S 21
21.マイクロサージャリー(2)神経
■現代における端側神経縫合の黎明(名古屋大学大学院医学系研究科形成外科学 橋川和信) S 22
22.眼瞼(1)先天異常
■Hotz 法・Hotz変法とは何か?―140年の時をくぐり抜けた術式―(東北医科薬科大学形成外科学 権太浩一ほか) S 23
23.眼瞼(2)後天性疾患
■眼表面の環境整備を考慮した眼瞼手術(和歌山県立医科大学形成外科 朝村真一) S 24
24.眼窩(義眼床)
■無眼球眼窩に対して肋軟骨インプラントによる義眼台再建の有効性を最初に示した(大阪市立大学形成外科 元村尚嗣) S 25
25.耳介(1)小耳症
■小耳症に対する肋軟骨移植術はここから始まった(札幌医科大学形成外科 四ツ柳高敏) S 26
26.耳介(2)再建
■耳介再建における側頭頭頂筋膜弁の優れた汎用性と応用性,そして信頼性(福島県立医科大学形成外科学講座 小山明彦) S 27
27.外鼻(再建)
■前額皮弁による外鼻再建(久留米大学医学部形成外科・顎顔面外科 力丸英明) S 28
28.胸部(漏斗胸)
■漏斗胸に対する低侵襲手術の発見―切開を最小限にする革新的アイディア―(香川大学形成外科 永竿智久) S 29
29.手外科(1)先天異常
■母指多指症―Wassel分類のルーツ―(金沢医科大学形成外科 島田賢一) S 30
30.手外科(2)変性疾患
■PIP関節内骨折に対する合理的かつ最も単純で安価な創外固定器の発明―鈴木の鋼線とラバーバンドによる関節牽引システム―(京都大学大学院医学研究科形成外科学講座 斎藤 晋) S 31
31.手外科(3)切断指
■奈良から世界初の母指完全切断再接着の成功例に至る物語(近畿大学医学部形成外科 楠原廣久) S 32
32.下肢(1) CLI-1
■重症下肢虚血の治療における血行再建におけるコンセプト―血行再建は,直接灌流か非直接灌流のどちらを行うべきか―(杏林大学医学部形成外科 大浦紀彦) S 33
33.下肢(1) CLI-2
■血行再建医師と下肢難治性創傷を担う創傷外科医には一読必須の論文(神戸大学大学院医学研究科形成外科学 寺師浩人) S 34
34.下肢(2) DM
■“The Gift of Pain”―痛みとは,神から送られた贈り物である―(佐賀大学医学部形成外科 上村哲司) S 35
35.皮膚腫瘍(1)皮膚良性腫瘍
■BRAF遺伝子変異を生じているにもかかわらず,色素性母斑は何十年もの間おとなしくしている(奈良県立医科大学附属病院形成外科 桑原理充) S 36
36.皮膚腫瘍(2)皮膚悪性腫瘍
■新薬の開発が悪性黒色腫の外科的治療戦略に大きな変革をもたらしている(大分大学医学部附属病院形成外科 清水史明) S 37
37.母斑(1)色素性母斑
■ホクロから悪性黒色腫は発生するのか?―皮膚病理の巨匠の見解―(愛媛大学医学部附属病院形成外科 中岡啓喜) S 38
38.母斑(2)レーザー治療
■皮膚の光学特性(東海大学医学部外科学系形成外科学 河野太郎) S 39
39.血管腫・血管奇形
■乳児血管腫に対するプロプラノロールを用いた薬物療法の発見(杏林大学医学部形成外科 尾崎 峰) S 40
40.ケロイド
■100年以上前の顔と手のケロイド治療(日本医科大学形成外科 小川 令) S 41
41.瘢痕
■Z形成術―150年以上に渡り世界中で使用されている局所皮弁―(大阪赤十字病院形成外科 山脇聖子) S 42
42.顔面神経麻痺(1)基礎
■顔面神経麻痺再建の発展に大きく寄与した端側神経縫合法の原点―無効とされていた術式の有用性を基礎実験で証明し固定概念を覆した―(順天堂大学医学部附属浦安病院形成外科・再建外科 林 礼人) S 43
43.顔面神経麻痺(2)臨床
■世界初の神経血管柄付き遊離筋肉移植術を利用した「笑いの表情」再建―世界初の神経血管柄付き遊離筋肉移植術の臨床成功例となった3つのポイント―(東京歯科大学市川総合病院形成外科 田中一郎) S 44
44.熱傷
■自家培養表皮移植黎明期の金字塔(日本大学医学部形成外科 副島一孝) S 45
45.創傷治癒
■創傷治療に革命を起こした技術開発(順天堂大学医学部形成外科学講座 田中里佳) S 46
46.リンパ浮腫
■臨床においてリンパ管移植術後の吻合部開存を画像的に明らかにした最初の文献―スーパーマイクロサージャリーの先駆けで自身の手術結果を客観的に評価する
重要性を学んだ―(横浜市立大学形成外科学教室 前川二郎) S 47
47.GID
■日本国内におけるGIDの診断と治療の進め方(岡山大学病院ジェンダーセンター 難波祐三郎) S 48
48.再生医療(1)軟骨
■Tissue engineering―工学と細胞の融合―(Yanaga CLinic&組織再生研究所 矢永博子) S 49
49.再生医療(2)脂肪
■脂肪組織幹細胞発見のきっかけとなった歴史的発見―物事の現象を忠実に捉えて見逃さないことの重要性―(順天堂大学医学部形成外科学講座 水野博司) S 50
50.シミュレーションIT・AI
■クラニオフェイシャルサージャリーにおける三次元評価(日本医科大学千葉北総病院形成外科 秋元正宇) S 51
 (2)美容外科・美容医療エキスパート別の推薦論文16 選
01.ケミカルピーリング
■日本で再ブレイクしたケミカルピーリング―AHAを使用したピーリング―(湘南藤沢形成外科クリニックR 山下理絵) S 52
02.レーザー治療
■レーザーを用いた美容医療が一般化するきっかけを作った(みやた形成外科・皮ふクリニック 宮田成章) S 53
03.美容機器
■RF治療器の効果と安全性を光顕ならび電顕の組織学的検討で証明―世界初のRF皮膚美容治療器サーマクールの初期研究―(クロスクリニック銀座 石川浩一) S 54
04.フィラー注入療法
■フィラー注入において最も留意すべき解剖学的危険エリア―最大限に患者の安全を確保せよ―(BR CLINIC GINZA 野本俊一) S 55
05.ボトックス(顔面)
■目を見れば判る(@_?)(南平台緒方クリニック 緒方寿夫) S 56
06.脂肪吸引術
■脂肪吸引の大転換期となったトゥメセント方式(プラザ形成外科・東京女子医科大学形成外科 クレ カツヒロ) S 57
07.フェイスリフト
■生涯にわたり顔面の若返りを追い続けた美容外科医―アメリカのフェイスリフトの歴史―(牧野美容クリニック・牧野皮膚科形成外科内科医院 牧野太郎) S 58
08.スレッドリフト
■糸に棘をつけて引き上げるという発想はここから生まれた(ドクタースパ・クリニック 鈴木芳郎) S 59
09.上眼瞼
■眼瞼下垂の腱膜手術(蘇春堂形成外科 野平久仁彦) S 60
10.下眼瞼
■Hamra法として知られる目のクマに対する手術のオリジナルであるLoebの論文(帝京大学形成・口腔顎顔面外科学講座 小室裕造) S 61
11.隆鼻術
■アジア人における複合隆鼻術―自家組織移植による鼻背部augmentationと鼻中隔延長術―(リッツ美容外科東京院 広比利次) S 62
12.斜鼻・整鼻術
■鼻尖形成に構造力学的アプローチをもたらした(リラ・クラニオフェイシャル・クリニック 菅原康志) S 63
13.顔面輪郭形成術
■東洋人における美容外科の特徴と側貌改善の新たな取り組み(クリニカ市ヶ谷 倉片 優) S 64
14.植毛
■植毛術の歴史―パンチグラフトの始祖は日本人だった―(北里大学病院形成外科・美容外科 武田 啓) S 65
15.乳房増大術
■脂肪注入は混迷を極める乳房増大材料の真打ちとなるか?(神戸大学医学部附属病院美容外科 原岡剛一) S 66
16.腋臭症・多汗症手術
■腋臭症のABCC11遺伝子研究のルーツ(こまちクリニック 土井秀明) S 67
 (3)次世代の形成外科医たちが薦める論文47 選
(著者50音順)
■現在に至る血管柄付き遊離腓骨皮弁の発展に先鞭をつけた画期的論文―Septocutaneous branchの発見と臨床応用が腓骨皮弁の適応を拡大させる契機となった―(徳島大学大学院医歯薬学研究部形成外科学 安倍吉郎) S 68
■研究も臨床も多職種一丸で―bench and bedside proceed together―(慶應義塾大学医学部形成外科 荒牧典子) S 69
■もっと「自由」な遊離皮弁へ―皮弁における固定観念からの解放―(東京大学形成外科 飯田拓也) S 70
■鼻部再建に必須な双葉皮弁の完成―今なおスタンダードな皮弁デザインとその応用―(湘南藤沢徳洲会病院形成外科 飯田直成) S 71
■小児頭部CT撮影に潜むリスク―低線量被爆をどう考えるか―(東北大学医学系研究科形成外科学分野 今井啓道) S 72
■皮膚領域へのレーザーの応用―レーザー治療の父Goldman博士の観察眼―(大城クリニック 大城貴史) S 73
■複合組織移植術(composite graft)の生着機序の探求(杏林大学医学部形成外科 尾崎 峰) S 74
■世界中に急速に浸透したプロペラ皮弁―誰もが理解できるネーミングと,誰もができる術式の開発―(日本医科大学形成外科 小野真平) S 75
■脂肪幹細胞の発見と分子生物学的解析(関西医科大学形成外科学講座 覚道奈津子) S 76
■漏斗胸手術に革命をもたらしたパイオニア(岐阜大学医学部附属病院形成外科 加藤久和) S 77
■SMASの正体―“科学的に説明する”とは?―(兵庫医科大学形成外科 河合建一郎) S 78
■1980年に発表された手指再建における画期的な論文の1つ―wrap-around flap―(近畿大学医学部形成外科 楠原廣久) S 79
■遊離皮弁を頭頸部再建の標準治療にしたレジェンドたちの移植成績(大阪国際がんセンター形成外科 栗田智之) S 80
■ヒト皮膚の伸縮特性は方向により異なるため,円形の創は楕円となる―ランガー線の発見―(京都大学大学院医学研究科形成外科学講座 斎藤 晋) S 81
■Pernkopf Anatomy―その解剖書,善か悪か―(慶應義塾大学医学部形成外科 坂本好昭) S 82
■婦人科美容・形成術はどの科が担うべきか!?―小陰唇縮小術が初めて形成外科のトップ誌に掲載された記念すべき論文―(ルーチェクリニック銀座 佐野仁美) S 83
■時代を先取りしすぎた日本発上顎再建後修正術(埼玉医科大学国際医療センター形成外科 去川俊二) S 84
■指ブロックにおけるエピネフリンの使用―常識を疑う―(帝京大学医学部附属溝口病院形成外科 菅 浩隆) S 85
■末梢神経再生におけるシュワン細胞ガイドシステム機序の新たな知見(京都府立医科大学形成外科 素輪善弘) S 86
■非症候群性頭蓋縫合早期癒合症に対する低侵襲手術―読めばクラニオ手術へのイメージが大きく変わります―(福岡大学形成外科 髙木誠司) S 87
■複雑を単純に―機能温存を目的としたわかりやすい上顎再建―(山口大学医学部附属病院形成外科 髙須啓之) S 88
■20年の研究を経て,万難を排して臨んだ米国初の顔面移植臨床例(愛知県がんセンター病院形成外科 高成啓介) S 89
■血管再生治療の原点―世界ではじめて血管内皮前駆細胞を発見―(順天堂大学医学部形成外科学講座 田中里佳) S 90
■CLI治療における創傷治療医と血行再建医との共通言語―angiosome concept―(新須磨病院形成外科・創傷治療センター 辻 依子) S 91
■Z形成術の起源と変遷 (大阪市立大学大学院医学研究科形成外科学 出口綾香) S 92
■最初の腹部皮弁による乳房再建はDIEP flapを目指していた!(がん・感染症センター都立駒込病院形成再建外科 寺尾保信) S 93
■ヒト脂肪組織由来幹細胞の発見―形成外科における再生医療の夜明け―(帝京大学医学部形成・口腔顎顔面外科 堂後京子) S 94
■現在にも通じる小耳症再建の魁―「美しい耳」には先人の智慧と技術がつまっている―(仙台医療センター形成外科・手外科,東北ハンドサージャリーセンター 鳥谷部荘八) S 95
■真皮に多能性細胞が存在することの発見(山手皮フ・形成外科クリニック 内藤素子) S 96
■皮弁デザインの可能性を広げるdelay―angiosomeに基づいた検討―(大阪医科薬科大学形成外科 塗 隆志) S 97
■血管奇形の血行動態評価―病態の本質を見抜く―(神戸大学大学院医学研究科形成外科学 野村 正) S 98
■自身を対象にした脳の可塑性の克明な記録(名古屋大学大学院医学系研究科形成外科学 橋川和信) S 99
■ヒト咬傷による破傷風死亡例の初報告(島根大学医学部附属病院形成外科 林田健志) S 100
■世界初の穿通枝皮弁の報告(国立がん研究センター東病院形成外科 東野琢也) S 101
■進化心理学的観点から考える形成外科の道標―二重瞼,高い鼻,大きい乳房も遺伝的適応度を示す指標なのか?―(関西医科大学形成外科 日原正勝) S 102
■後大腿皮弁をよく理解しうまく使いこなすために(山形大学医学部附属病院形成外科 福田憲翁) S 103
■神経端側縫合の起点(兵庫医科大学形成外科 藤原敏宏) S 104
■Figureで魅せる口蓋形成術(北海道大学大学院医学研究院形成外科学教室 前田 拓) S 105
■形成外科医 男性と女性,若手とベテラン どちらが優れてる?(群馬大学医学部附属病院形成外科 牧口貴哉) S 106
■世界で初めての遊離筋肉移植による顔面神経麻痺動的再建(東京女子医科大学形成外科 松峯 元) S 107
■世界初の遊離深下腹壁動脈穿通枝皮弁による乳房再建術―十分な基礎研究により安全性が吟味された上で行われたチャレンジ―(がん研有明病院形成外科 宮下宏紀) S 108
■カリスマ再建外科医が遺した「動脈端側吻合神話」の実像(東京大学形成外科 宮本慎平) S 109
■小さな侵襲で成長を導く(近畿大学医学部形成外科 諸富公昭) S 110
■遊離腓骨皮弁による上顎再建(鳥取大学形成外科 八木俊路朗) S 111
■混沌からの秩序 (金沢医科大学形成外科 山下昌信) S 112
■即応―大胸筋皮弁術―(大阪赤十字病院形成外科 山脇聖子) S 113
■神経血管柄付き遊離筋肉移植術により笑いを取り戻す!―形成美容外科にまったく新しい治療ジャンルを拓く―(東京警察病院形成外科・美容外科 渡辺頼勝) S 114

Chapter. 2 私の人生を変えた1 論文43選
(著者50音順)
■マイクロサージャリーによる顔面神経機能再建への挑戦(獨協医科大学形成外科 朝戸裕貴) S 116
■母指を再建する整容的および機能的に優れた画期的な皮弁(大阪医科薬科大学形成外科 上田晃一) S 117
■外鼻再建に注ぐ情熱―サブユニット原理とその根本にある概念―(弘前大学形成外科 漆舘聡志) S 118
■採取部位で目的の形を作ってから移植するプレハブ皮弁(プレラミネート皮弁)の歴史的論文(日本医科大学形成外科 小川 令) S 119
■顔面骨領域において初めて骨延長術を臨床応用し成功―骨移植せず,骨量を増大し,変形を改善―(藤田医科大学病院形成外科 奥本隆行) S 120
■今もって驚愕の美しさ―Modern craniofacial surgeryの父,Paul Tessierの革命―(福島県立医科大学形成外科学講座 小山明彦) S 121
■アレンテストとそれを考案したE.V. Allen博士(聖マリアンナ医科大学形成外科 梶川明義) S 122
■世界最小(?)のsuperthin SCIP flap移植術(九州大学病院形成外科 門田英輝) S 123
■私の人生を変えた内視鏡下組織採取(名古屋大学医学部形成外科 亀井 譲) S 124
■皮膚再生を引き起こす決定的因子の発見(慶應義塾大学医学部形成外科 貴志和生) S 125
■常識を覆し真実に至る研究―抗体の多様性はDNAが動くこと,すなわち体細胞の遺伝子再構築で生じる現象だった―(防衛医科大学校形成外科 清澤智晴) S 126
■血管吻合で頻用される内頸静脈の閉塞に関して本邦で初めて警鐘を鳴らした(大阪大学医学部形成外科 久保盾貴) S 127
■形成外科医になりたい(奈良県立医科大学附属病院形成外科 桑原理充) S 128
■下肢の脚延長で行われていた骨延長術を頭蓋顎顔面外科領域に導入した論文(帝京大学形成・口腔顎顔面外科学講座 小室裕造) S 129
■核移植による体細胞のリプログラミング―全能性再獲得のメカニズムから探る細胞分化の謎―(東北医科薬科大学形成外科学 権太浩一) S 130
■ボストン,ココナッツ・グローブナイトクラブ大火災(東京女子医科大学形成外科 櫻井裕之) S 131
■本邦に遊離空腸移植を根付かせた再建外科手術における比較研究(岩手医科大学形成外科 櫻庭 実) S 132
■Free flapによる乳房再建の歴史は日本から―採取部も殿部が腹部より早かった―(富山大学学術研究部医学系形成再建外科・美容外科 佐武利彦) S 133
■一施設の報告が再建手術の世界的スタンダードを作る(大分大学医学部附属病院形成外科 清水史明) S 134
■形成外科医としてNomaを知ろう(琉球大学病院形成外科 清水雄介) S 135
■華々しい培養表皮開発の陰で繰り広げられた人工真皮開発の苦闘(日本大学医学部形成外科 副島一孝) S 136
■医学雑誌とは学問における戦いの場である(杏林大学形成外科 多久嶋亮彦) S 137
■世界初の遊離植皮の成功―現在につながる第一歩―(長崎大学医学部形成外科 田中克己) S 138
■論文投稿後に学会発表する術(神戸大学大学院医学研究科形成外科学 寺師浩人) S 139
■脂肪細胞の分化に関する3つの“Good Question”―問いで始まる脂肪細胞のサイエンス―(名古屋市立大学形成外科 鳥山和宏) S 140
■“Putting it all together“ による両側唇裂の手術(福井大学医学部附属病院形成外科 中井國博) S 141
■頭頸部再建のスタンダードとなった穿通枝皮弁(浜松医科大学形成外科 中川雅裕) S 142
■世界初のtemporary ectopic implantationの成功例報告(三重大学大学院医学系研究科形成外科学 成島三長) S 143
■動脈と静脈のどちらがより組織血流に重要か?(京都府立医科大学形成外科 沼尻敏明) S 144
■内陰部動脈穿通枝皮弁の研究のきっかけとなった蓮の花びら皮弁(徳島大学大学院医歯薬学研究部形成外科学 橋本一郎) S 145
■皮弁(flap)の多様性を予見させる血行解剖の金字塔(東邦大学医療センター佐倉病院形成外科 林 明照) S 146
■新しい術式が生まれる時―大先輩からのメッセージ―(愛知医科大学形成外科 古川洋志) S 147
■私がリンパ外科を志すきっかけとなった論文(横浜市立大学形成外科学教室 前川二郎) S 148
■霊長類の進化で見られるインボルクリン遺伝子の変異―分子生物学で解き明かされる進化論―(国際医療福祉大学医学部形成外科学 松﨑恭一) S 149
■「ループ型」神経移植―顔面神経再建専用?の神経移植術式の開発―(新潟大学大学院医歯学総合研究科形成外科 松田 健) S 150
■二層性人工真皮の広範囲熱傷10症例に対する臨床使用の成績(東京医科大学形成外科学分野 松村 一) S 151
■衝撃とともに私を再生医学研究の道へと誘ってくれた1編―形成外科医にとっての新たな研究フィールドの展開―(順天堂大学医学部形成外科学講座 水野博司) S 152
■頭蓋顔面領域における世界初の骨延長術の臨床報告―頭蓋顔面領域の膜性骨に対する骨延長術―(千葉大学大学院医学研究院形成外科学 三川信之) S 153
■仮骨延長法の原点(東京慈恵会医科大学形成外科学講座 宮脇剛司) S 154
■顎顔面外科骨折治療における大原則である中顔面buttressという概念を腫瘍切除後の上顎再建に流用した画期的な論文(大阪市立大学形成外科 元村尚嗣) S 155
■穿通枝皮弁の第一人者Blondeelが行った腹部皮弁での乳房知覚再建(東京医科歯科大学形成・再建外科学分野 森 弘樹) S 156
■きれいなキューピット弓を作りたい―White skin rollはなぜ白い?口紅が乗る赤唇って粘膜?―(信州大学医学部形成再建外科学教室 杠 俊介) S 157
■ヒト型の耳介がマウスの背中に生えた写真は,世界中に衝撃を与えた(札幌医科大学形成外科 四ツ柳高敏) S 158
 
Chapter. 3 医師人生のための教養論文10選+α
(1)読んでみたい歴史的論文10 選
■抗体の多様性の生成メカニズム―複数の抗体遺伝子断片の無作為の選択・組み換えによる再編成―(東北医科薬科大学形成外科学 権太浩一) S 160
■DNAの二重らせん構造の発見―若き科学者たちの2頁足らずの論文による世紀の偉業と科学者たちの確執―(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 161
■ペニシリンの発見―自然治癒力を信じる元軍医が導いた抗生剤の世紀の扉―(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 162
■X線の発見―第1回ノーベル物理学賞受賞者は信義に背いたのか?―(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 163
■インスリンの発見―的外れな実験をしゃにむに推し進めた若者達に微笑んだ幸運の女神―(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 164
■アドレナリンの発見―北陸が生んだ稀代の実務型研究者の発見した世界初のホルモンの名称は混乱している―(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 165
■ジョー・マレーの腎移植―臓器移植の扉は形成外科医が開いた―(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 166
■キュリー夫人とラジウム―原子の時代の嚆矢となった女性初のノーベル賞受賞者は戦い続けた―(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 167
■iPS細胞―細胞分化のパラダイムシフトは医療を変えるか?―(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 168
■太平洋を跨いだ遊離皮弁の先陣争い―真の勝者は誰か―(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 169
(2)読んでみたい「1冊」12選
 『The Arterial Anatomy of Skin Flaps』Cormack GC
■皮膚科形成外科診療班時代の心の拠り所になった1冊(産業医科大学病院形成外科 安田 浩) S 170
 『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』ウェンディ・ムーア
■医聖のメンタリティーを学ぼう(南平台緒方クリニック 緒方寿夫) S 171
 『海と毒薬』遠藤周作
■戦争の狂気は医学にも及ぶが,医学に及ぶ狂気の原因は戦争だけではない(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 172
 『最後の診断』アーサー・ヘイリー
■医療の現場はヒーロー,ヒロイン,ヒールに事欠かない(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 173
 『赤ひげ診療譚』山本周五郎
■医療は社会正義の上にあるべし(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 174
 『高瀬舟』(『山椒大夫・高瀬舟』)森 鴎外
■高級官僚でもある博学の軍医が伝えたかったものは(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 175
 『白い巨塔』山崎豊子
■財前五郎はわれわれ自身でもある(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 176
 『華岡青洲の妻』有吉佐和子
■嫁姑の命を賭した意地の張り合いの結末や如何に(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 177
 『白い航跡』吉村 昭
■多くの人が傷つき亡くなる戦争が使命感を抱かせ医療を進歩させる(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 178
 『肝臓先生』坂口安吾
■献身的な迷医は名医に見える(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 179
 『いのちの初夜』北條民雄
■生きるとは,命とは(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男) S 180
 『顔面麻痺』ビートたけし
■エンターテイメントの天才が形成外科医の手にかかる(兵庫医科大学形成外科 垣淵正男
S 181

形成外科の内容

  • 出版社:克誠堂出版
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月13日
  • サイズ:B5
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形成外科,美容外科,皮膚科,外科,耳鼻咽喉科,口腔外科の方々を中心に最新の情報を提供しています。形成外科草創期に創刊された形成外科臨床誌であり,臨床的な手技,経験を主体として,基本から高度な技術までを広範囲に収載し,臨床に携わる方々に提供しています。

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