初期仏教長老が教える、仏教からみた「お金の本質」

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Samgha JAPAN(サンガジャパン)

初期仏教長老が教える、仏教からみた「お金の本質」

  「欲ばること」「怒ること」「無智」という三つの煩悩から離れることを 推奨する仏教からすると、お金をたくさん手に入れようと躍起になることは 欲張ることの代表的な態度。   仏教の観点で、私たちはどのように「お金」と関わっていけば良いのでしょうか。 それを解説しているのがアルボムッレ・スマナサーラ氏。 1945年4月、スリランカ生まれでテーラワーダ仏教(上座仏教)の長老です。 現在彼は日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想始動に従事しています。  
『自分で自分の身を守る』
    スマナサーラ氏によると 「一人一人が自己責任で自分の身を守ることが大事です。自分の収入で生きる。“贅沢をやめなさい”という意味ではなくて、いろいろランクをつくって、カットできるものはカットしてきます。それからお釈迦様がおっしゃったとおりにいつでもいくらか貯金をしておく。たまたま、ちょっと楽しみたい、遊びたいという気持ちが起きたら、いくらか貯めたお金がありますから、そのお金で楽しむというのも悪くはありません」 とのこと。   まずは自分の身を守ること、守るためのお金を貯めておくことを オススメしているスマナサーラ氏。   本誌では、仏教の観点からの「投資すること」や 「見習いたいお金持ちの習慣」などについてもお話しています。 本文はこちらからどうぞ! ]]>