『2065年・肩車型社会』人口減でわかる20年後の日本《少子高齢化》

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『2065年・肩車型社会』

人口減でわかる20年後の日本《少子高齢化》

  現在日本では少子高齢化が進んでいることは誰もが知っていることですが、 これがこのままずっと進んでいくと日本はどうなるのでしょうか。 国立社会保障・人口問題研究所の岩澤美帆さんが解説しています。  
  2019年10月1日時点の日本の総人口は約1億2616万人、 9年連続で前年を割りました。   子どもの数が減る一方で、医療の進歩により寿命が伸びていることで 高齢者の数は増え続けています。 2065年には、総人口の約4割近くが65歳以上になると予測されています。   このまま少子高齢化が進むと、 ・働く人の数が減る ・社会保障の費用が増大する この2つが特に問題とされています。   ・働く人の数が減る 働き手の中心となる15歳から64歳の人口も減り続け、 多くの企業で人手不足が深刻となり、経営が難しくなることも。 生産性も落ち、経済の規模も小さくなる可能性があるそうです。   ・社会保障の費用が増大する 高齢者の増加で、医療、年金、介護など社会保障にかかる費用が年々増えています。 社会保障は15歳から64歳の働く世代が高齢者を支える仕組みが中心。 1965年は高齢者1人に対し、働く世代10.8人支えていましたが 2015年には2.3人に。 2065年には1.3人で支える「肩車型」の社会になることが予測されています。 この数値を見るとやばいですね……。     子どもたちが幸せな社会にするために、どんなことをすれば良いのか、 日本総合研究調査部の主任研究員、池本美香さんに伺いました。   『少子化対策で大切ことは』 今の対策は、出生率の数値目標を設定し、子どもの数を増やすことばかりに関心がむいているので 親のための支援が多く、子ども自身が幸せになるという視点が抜けているそうです。 欧州などでは、子どもと親の幸福度を高めるという視点に立った対策が多く、 そうした国では出生率が回復しているそうです。 親も子も幸せになれる環境を整えることが大切ですね。   『海外ではどんな取り組みがあるの?』 ユニセフの提唱する「子どもにやさしいまちづくり」が世界各地で進められています。 まちづくりに子どもの意見を取り入れ、まち全体を子どもにとって居心地のよい場所に していく取り組みだそうです。   日本では、子どもを育てるのに大変な環境がまだまだ多く見受けられます。 これから支えてもらう我々大人たちが、もっと子育てや子どもたちに対して 優しい環境づくりが必要ですね。   本誌では、お子さんにも読みやすいようにふりがながふってあり、 解説もわかりやすいです。 大人と子どもで一緒に読むにもおすすめです。   本誌はこちらからご覧ください。 ]]>