
OZmagazine (オズマガジン)
読むだけで旅気分!書店員が選ぶ、言葉で旅する本
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世界旅行編

『旅する力 -深夜特急ノート-』沢木耕太郎・著
— — — 人は旅をする。 だが、その旅はどこかに在るものではない。 旅は旅をする人が作るものだ。 — — — バックパッカーのバイブルと言われる『深夜特急』。 その制作秘話や、旅に出る経緯がつづられた1冊です。 心揺さぶる言葉で語られる冒険の裏側に、世界を旅した著者の”旅論”を感じられます。『バウルを探して〈完全版〉』川内有緒・著
— — — 自分のこころを探れと。 自分の中にある聖なる場所を探し求めよと。 すべての偏見や束縛から自由であれと。 自由になって、自分自身を見つけ、人を愛せと。 — — — ボブ・ディランにも影響を与えたという、 バングラディシュ・ベンガルの行者「バウル」の歌と哲学に迫った旅の記録。 生き生きとした言葉とベンガルの写真によって、現地を旅しているような気分に。『離島ひとり旅』大畠順子・著
— — — 旅しているうちに”ひとり”ということが、 異文化・異世界・島の人々の人間味を より深く感じることに繋がっていると実感したからです。 — — — 著者は、”離島女子ひとり旅”のパイオニア。 八丈島など30の島で出会ったユニークな島人との交流や、 のどかな風景、島ごはんなどを写真とともに紹介。 離島をひとり自由に旅する魅力を伝えます。『旅』がテーマとなった本でも全く違っていて、それぞれに違う面白さがありそうです。 今はおうち時間が増えたことで、本を読む時間も増えた気がします。 外に出られないうちは、頭と心で旅に出ることも素敵なことですね。 他にも国内旅行編、シーサイド旅編、山・森・緑の旅編、新しい京都編という さまざまなテーマで本のプロの方達が素敵な本を紹介しています。 こちらからお読みいただけます。
