《眠りのメカニズム》神経科学に残された最大の謎!『睡眠』と『冬眠』

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子供の科学

《眠りのメカニズム》神経科学に残された最大の謎!

『睡眠』と『冬眠』

  生物にとって、”眠り”はとても大切なもの。 私たちヒトが毎日眠るときの『睡眠』と、冬越えをする生物にみられる『冬眠』。 この2つの眠りのメカニズムはまだ謎が多く、研究が続けられていますが 最近わかってきたことがあるそうです。   「どうして長く起きていると眠気が生じるのか?」 「ヒトも冬眠できるのか?」 「2つの眠りをコントロールできたら、どんなことが可能になるのか?」   こういった謎のヒミツを睡眠研究の第一人者・柳沢正志先生が解説しています。  
2つの眠り『睡眠』と『冬眠』
  眠りには、大きく分けて『睡眠』と『冬眠』の2つがあります。 睡眠は地球の自転(昼と夜)にともなって活動を休止する行動をいい、 冬眠は地球の公転(季節)にともなって活動を休止する行動です。 どちらも生物の活動休止ということでは、共通しています。   2つはどういった状態のことを言うのかというと、   【睡眠】 ①体が動かない ②外からの刺激に対して感覚が鈍くなる ③強い刺激を与えると目覚める ④長く起きていたあとはたくさん眠る(恒常性がある)   手術のときに麻酔で眠ったり昏睡状態におちいったりすることは ③の条件を満たしていないので、睡眠とは区別されます。   【冬眠】 ①代謝がとても低くなる状態が一日以上長く続く ②体温が通常時よりも低下する ③低下した体温のまま体の状態が維持されている ④自力で回復する   ①の低代謝の状態では、体温や心拍数、呼吸数、酸素の消費量などが大きく低下します。  
  睡眠と冬眠では、性質が異なり、それぞれが独立した現象ですが、 どこかに関連性があるかもしれないと並行して研究が進められているようです。   「なぜ動物はみな眠るのか?」 「冬眠する動物としない動物がいるのはなぜか?」 こういった睡眠と冬眠のメカニズムはまだほとんどわかっていないそうです。   神経科学の”最大の謎”はたくさんですが、最近の研究でわかってきたこともあります。 本誌では、眠りの謎に迫る最先端の研究を紹介しています。

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