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【シンプルしなやかライフ】
シンプルワードローブを保つための4つの法則
「本当に必要なものを少しだけ」で心地よく。
そんな風通しのいい暮らしぶりがSNSで話題のミニマルアイジーさん。
その秘訣は、物の扱いだけでなく思考もミニマルにすること。
しなやかでシンプルなおしゃれと暮らしをのぞいてみましょう。
“管理できる分だけ”物を増やさなければおしゃれも暮らしも心地よくまわり出す
服は色のトーンを揃え、中身がひと目でわかるように整理しているそうです。
そんなワードローブと装いに変化が生まれたのは、出産・子育てがきっかけでした。
「単純に、それまでのように自分の洋服にお金をかけられなくなって。さらに動きやすさと着心地のよさを重視した服選びになり、管理できる量を超えてしまうと生活すべてがキャパオーバーになることも悟りました。それからは、物も服も最小限に収めようと、断捨離をするようになりました」
インスタグラムを始めたのもの、写真をアップすることで、
“どれだけ減ったか、まだ余裕なものはないか?”を俯瞰して見られるというのが動機だったそう。
「そうしてそぎ落としていくうちに、自分にとって本当に必要なものも見えてきて。“適量の暮らし”が何より心地いいと思えるようになったんです。自分が管理できる物量を把握して、何かを買うときは、何かを手放して余白ができたとき。そう決めたら、衝動買いもなくなりました」
シンプルワードローブを保つための4つの法則
「必要なものだけ」を維持する秘訣はなんでしょうか?
ミニマルアイジーさん流のセオリーを大公開!
(1)カテゴリーごとにアイテム数を決める
パンツとトップスは5点、ジャケットは2点というように、アイテムごとにマックスの数を決めておく。
そうすることで「あると便利かも!?」という曖昧な判断で物を買うことがなくなり、厳選されたものだけに。
(2)買い足しは何かを手放してから
流行りの服は買わないから、服を手放すのは傷んで着られなくなってしまったときぐらい。
余白ができたら新たに買い足す。
買い物もあれこれお店をのぞくのではなく、事前にリサーチし、信頼できるいつものお店で。
(3)色はベースの4色と少しの+αに絞る
白、ベージュ、茶、黒をベースに、小物でニュアンスカラーを加える。
くすみブルーのバッグは、ご主人からのプレゼント。
自分で選ぶとどうしても定番色ばかりになってしまうので、身近な人の意見も取り入れて。
(4)オールシーズン見渡せる収納を
服は押入れの一角に収納。
アウターやはおりもの以外はすべてたたんで「靴下・部屋着」「夏服」「冬服」と、
収納ケースに分けてしまう。
オンシーズンのものを取り出しやすい位置に入れ替えるだけで、衣替えいらず。
空間を占めるものが減ったら心にもゆとりができて、おのずと思考や段取りもシンプルに。
シンプルな暮らしがくれたさまざまな余白は、日々を豊かに循環させてくれます。
ぜひ4つの法則を取り入れて、シンプルなワードローブをつくってみましょう。
さらに詳しいコツについてはこちらからお読みいただけます。
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