『FIREで幸せを手に入れる』サラリーマンから44歳で海外移住した方法

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『FIREで幸せを手に入れる』

サラリーマンから44歳で海外移住した方法

 
FIREとは『Financial Independence and Retire Early』(経済的自立と早期退職)の略称です。
働いて得た収入を少しでも多く投資に回し、不労所得が得られるだけの資産を作り”自由な生活”を目指します。
資産形成後は会社でのしがらみから解放され、趣味に時間を費やす人もいれば、
地方や外国に移住して気ままに過ごす人もいます。
中には会社を離れつつも自分のペースで仕事を続けることで、社会とのつながりを保つケースもあります。
 
ですが、いまや『人生100年時代』
老後への不安が尽きない中で「会社員」という安定のポジションを手放すことは
世の流れに逆行する価値観のようにも思えます。
 
FIREを熱狂的に支持しているのは20~30代の「Z世代」。
Z世代は「会社に縛られるよりも、自分で資産を殖やして好きに生きるほうが”コスパ”がいい」
と考える人が中心となってFIREを支持しています。
 
FIREには『4%ルール』という考え方があります。
これは資産額の4%以内に生活費を抑えれば、資産を減らさずに、かつ不労所得で生活できるという考え方です。
この数字は、FIREブームの火付け役となった米国の金融商品の実績年利が根拠になっています。
 
ですが、一口にFIREを成し遂げる!と意気込んでも、投資のスタンスや年齢や家族構成、
FIRE後の生活の仕方も3者3様です。
経験者の話から、”理想のライフスタイル”に近い人を探して参考にしてみましょう。
 
今回は海外勤務を経験し、家族と共にフィリピンへ移住したアキラさんの例を紹介します。
 


ごく普通のサラリーマンが”ほったらかし投資”で大成功


 

 
アキラさんは2019年に44歳で2人の子どもと妻を連れてフィリピンに移住しました。
現在はYouTubeやブログの広告収入を得ながら悠々自適な生活を送っています。
FIRE前は中小企業の製造業で働く、ごく一般的なサラリーマンでした。
 
「就職当初から、自分にはサラリーマンが向いていないと思ってました。毎朝、仕事に出かけようとすると吐き気を催して……」
と早期退職の道を模索していましたが、天気が訪れたのは2007年。
米国赴任が決まり、給与が増えたことで投資を開始しました。
 
「投資について右も左もわからなかったので、一番の経済大国である米国に投資しようと思いました。個別株だとリスク管理が難しそうだったので、ファンドが株式を買い付けてくれるインデックス投資を選びました」
 
海外移住した理由についてアキラさんはこう話します。
「月20万円くらいの生活費で生活できるならどこでもよかった。日本の地方都市の移住制度も検討しましたが、最終的に子どもの教育費が1人当たり月額1万円で済み、英語が通じて治安が悪くない所として、私が現在住んでいるフィリピンの地方都市ドゥマゲテに」
 
リモートワークが普及した現在、日本の仕事を海外からも受けられます。
実際、奥様は日本からの仕事をリモートでこなしているそうです。
お子さんも英語圏で学べることは視野が広がるのでメリットのほうが多いとのこと。
家族みなさんでのびのびと生活ができているようです。
 


 
本誌では他にもFIREを成し遂げた方の暮らしやいきさつを紹介しています。
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